ボランティアってサイコーです!
ボランティアさんへの恩返しは、ボランティアで!!
台風15号の水害で、今も大規模な断水が続く静岡市清水に、昨年5月の竜巻で工場兼倉庫が崩壊した牧之原市の醤油会社ハチマルの鈴木義丸社長(45)が本日27日、単身、醤油用の自社の給水車に乗って駆け付けてくれました!!
局地的に大変な被害をもたらした昨年の竜巻で「途方に暮れていた時、市内外から大勢のボランティアさんが来てくれて…手作業で瓦礫を片付けてくれるのを見て、涙が出るほどうれしかったんです」(義丸社長)
ハチマルは、今回の台風でも、会社の脇を流れる須々木川が氾濫し、事務所や母屋が浸水する被害があったにもかかわらず…「今回なんか、清水の被害とは比較にならないです。ニュースを見てなんとか、自分にできることがないかとやってきました」
いつもは醤油を醸造するために富士山まで汲みに行くための給水車に、大井川の命の水からなる榛南水道の水2000㍑を載せ、消毒用アルコールの段ボール箱とともに、清水区の特別養護老人ホームに届けてくれました。
24日の朝には、胸まで浸水したという施設の中は、今も泥まみれ。。長引く断水で清掃も片付けもままならない状況です。。ハチマルの水は飲料ではなく、洗濯や清掃、トイレ等、さまざまな用途にフル活用されるそうです。
「本当に来てよかった。助け合う住民やボランティアさんの姿を見て、去年のことを思い出しました。牧之原から何度も水を運ぶのは効率が悪いから、南安倍の取水場に連絡したら、水をもらえることになりました。必要であれば、これから何回でも往復しますよ」。
義丸社長は、感慨深げに話してくれました。本当にありがとうございます!
「お世話になった静岡を救え!!」
11年前、私にボランティアの心得を一から教えてくださった岩手県遠野市の多田一彦市長(64=元NPO法人遠野まごころネット理事長)の命を受け、同市の防災危機管理課の職員2名が、先遣隊として静岡に到着。。県庁危機管理部への表敬訪問に同行しました。
現場から急行したので、ワタシだけが浮いている格好でした(笑)
それにしても、昨日の昼休みに多田市長からお電話をいただいてから、丸1日でここまで進む実行力と段取りの良さ!! 東日本大震災の被災地支援に従事したみんなのバイタリティーはスゴいですよね?
三松防災危機管理監と佐々木主任のお2人は、ただ今、静岡県ボランティア協会の小野田理事長の案内で、清水区の被災地や支援拠点を巡回中。。本日中にも、支援計画の概要が固まりそうです。。
多田 一彦 市長、そして大好きな遠野市のみなさん! 本当にありがとうございます!