信じられない本当の話
これは信じられない本当の話です。。
※この投稿を見た記者から取材依頼を受け、私が本人に繋いだNHKの報道に倣って、仮名から実名に切り替えました。
牧之原市勝間田区の農家・村松寿樹さん(39)は、昨日18日の日暮れ前、知人から携帯に掛かってきた電話に耳を疑いました。
「おい! お前んとこの畑、竜巻にやられてるぞ!!」
慌てて自宅から約1km離れたポンカン畑に駆け付けると…まだ青い実が山のように落ちていただけでなく、立派な成木が約15本もなぎ倒されたり、根から浮き上がっていたのです。
「こんなことって…ある??」と、茫然自失で立ちすくんだのも当然です。。村松さんは、昨年5月にやはり牧之原市を襲った竜巻で、自宅と倉庫の屋根瓦を吹き飛ばされ…総額1000万円近い損害を受けた被災者だったからです。
自宅の屋根は保険で修理できましたが、築数十年だったミカンの倉庫は「柱や壁がシロアリに食われていたことが発覚して、建て直ししなければならないことになって…」(村松さん)…500万円以上が自腹になってしまったのだそうです。
「公的支援を受けるには、竜巻による被害額を証明する必要があり、作る書類が難しすぎて…結局申請をあきらめました。市からは全国から集まった義援金をいただきましたが…ボクなんかより、もっと酷い被害だった牧之原台地の方々が最優先だったので、5万円ぐらいでした」と苦笑いで話してくれました。
この日本に住んでいて、2年連続で竜巻の被害に遭う確率は…ジャンボ宝くじで2回連続1等に当たることより、絶対に難しいと想います。
「ですよね?(笑) ボクは今年前厄で…嫁さんから『お祓いに行った方がいいよ』と言われていたのに行ってなかったんです。この竜巻で、厄まで吹き飛ばされたことを祈るしかないっす。年末ジャンボ?? 必ず買いますよ!!」
こんなに潔くて、ユーモアにあふれる勤勉で裏表のない農業青年が、ありえないような不運に泣き寝入りするしかない社会は間違っていると、私は思います。
不幸を誰のせいにもしない彼の男気に、簡単に応えることは難しいけれど…私はこれからも地域の実直な方々の命と生活を守るために全力を尽くすことだけは、約束してきました。
でも、その前にトシキ君? ワタシの紹介で〝激レアさんを連れてきた〟って番組に出てみません??( *´艸`)
牧之原市細江区の坂口谷(さぐちや)川に、見事な彼岸花(曼珠沙華)が、ご覧の通りに咲き誇っています!
四半世紀に渡り『坂口谷川を守る会』の会長として、この河川敷の草刈りや環境整備に邁進され、今年7月に91歳で亡くなった粂田雅史さんの志を引き継いだ『守る会』のみなさんの主催で、一昨日には3年ぶりに『彼岸花と案山子まつり』の開会式が行われました。
残念ながら、台風接近中のため、案山子は外されてしまいましたが…粂田さんが愛した赤、白、黄色、そしてピンクの彼岸花は、今からが見ごろです!
台風一過の明日以降に、どうかお出かけください!(*'ω'*)