
今朝は3時に起床して、静岡県の最北端・奥大井の水と環境、観光や地場産品の現状を丸1日かけて、入念に視察しました。心配されていた14号の雨は、ほとんど降られませんでした!
大井川源流域の水面と規定された河川敷の部分を除く、南北30km、東西は最大13kmの「全ての土地と森林」2万4430ヘクタール(=静岡市の面積の17 %、静岡県の3%、)…南アルプスにそびえる3000m級の10の山を所有している『十山株式会社』の鈴木康平取締役ら3名のみなさんに、あちこち丁寧にご案内していただきました。
同社の親会社の特種東海製紙株式会社の創設者の1人である明治の大実業家・大倉喜八郎氏が1895年に所有してから127年の長きにわたり、雄大な南アルプスの恵まれた自然環境を護り、共存してきた地域と同社と地域の歴史や文化が世界に認められ、2014年6月に社有林全域が〝ユネスコエコパーク〟として登録されています。
私は、両足の筋肉痛に顔をゆがませ、へとへとになりながら標高2880mの千枚岳に登頂しました!! 私にとっては富士山に次ぐ人生で2番目に高い山の踏破なので大興奮だったのですが…「この登山ルートは素晴らしいけど…社名の由来の10山ではないんですよ。高さは14番目だったかな?」と母校の2年後輩だった鈴木取締役が、絶妙のタイミングツッコんでくれました!(笑)
井川地区の極上の湧き水…川勝知事の言ういわゆる〝命の水〟を使用して、同社が丹精込めて熟成中の最高級モルトウイスキーを試飲させていただきました。ただただ感激しました!!
同社の社有地内にあるリニア新幹線工事の坑道入口や残土置き場の予定地、既に完成済ながらずっと無人の作業員宿舎等も、約2年ぶりにこの目でしかと確認しました。
それにしても静岡県は広い! そして奥大井は遠い! 昨日遠征した東京・池袋より、はるかに険しく厳しく、行くのが大変でしたけど…人口密度は数千分の1? の〝地上の楽園〟の魅力を堪能しました。


山小屋のポテトチップス パンパンだ!?
食べてないボクのお腹はペコペコだ!