このブログへのご批判について
川崎幼稚園のバス置き去り事件は、本日も各所で大きな動きがありましたが…私は、現場にはおりませんでした。内容は、マスコミの報道や牧之原市からの発表をご参照ください。
私は当初からの予定通り、3名の吉田町議会議員のみなさんからの依頼を受け、県庁の新型コロナ対策推進課ワクチン推進室への要望活動に同行しました。
ワクチン接種後の副反応や後遺症を訴える方々へのケア体制や補償問題、診療機関の確保。そして、この秋から始まるオミクロン株対応のワクチンの供給計画や県と町の役割分担等の諸課題について、活発な質問と意見交換が行われました。
私は県議会議員ですので、県議会議員の立場として…今回の事件に限らず、ずっと前から「県としてこうすべきだったんじゃないか?」とか「県のこの対応は如何なものか?」という思いを、毎日書いています。市や町の施策や対応への意見や批判は越権行為ですので、一切していないつもりです。
自分の立場や時期を考えれば、黙っていた方がよいような苦言もあえて表明しています。県や地元の良いニュースを嬉々としてご紹介するのは当たり前のことですが…今回のような不祥事の時にも…スルーはしません。
上の写真の投稿の補足をします。
私の前職のNPO法人静岡県ボランティア協会の尊敬する鳥羽専務理事兼事務局長から昨日、お電話をいただきました。「園児や保護者、そして保育士らスタッフの精神面のケアが不可欠です。臨床心理士協会に働きかけたところ『私たちも大変憂慮していますが、県からの要請がなければ動けません』と言われました。大石さんの方から県に働きかけてくださいませんか?」という依頼でした。
なるほどと思い、県の担当課の課長に電話して要望したところ、今日の夜になって「県費で心理士を派遣することになりました。ご提案ありがとうございました!」と連絡をいただきました。
繰り返しますが、私は県議としていつも、県がなすべきこと、やってはいけないことについてだけ、この場でもSNSでも指摘し、時には追及してきました。
なので、いつも批判的な私の注文に、今回はすぐに対応し、お礼の連絡までしてくれた県の担当課を褒めたたえるつもりでSNSに投稿しました。ただ、それだけです。「相変わらず大石県議が、何でも自分の手柄のように自慢しているな!」と思う方がいたとしても、仕方ありません。
今回の川崎幼稚園や牧之原市の対応についても、批判も論評もしていません。事件発生直後から、私なんかより何十倍も保護者やスタッフに寄り添い、心を砕き、傷つき憔悴しているすべての方々の心のケアに尽力している多くのみなさんの存在は、百も承知していますし、心の底から感謝しています。行政のさまざまな方々が、それぞれの知見や人脈で専門家を招いたり、対応や対策に邁進しているのは確かです。
でも、ではそれが今、一般市民、そしてマスコミ報道しか見聞きしない全国の視聴者に伝わっていますか? 平時の楽しい話題なら、それでもいいでしょう。しかし今は、牧之原市や関係各位の本気度や真摯な思いを誰かが伝えなければ、この最悪の事態は何も改善しません。
いい時は当たり前、悪いことが起こった時ほど「行政や政治家は表でも裏でも、動き回っていろいろやっているんですよ」ということを世間に発信することは、今の日本人の政治不信を少しでも払拭するための大切な第一歩だと思っています。
このブログの記事が気に入らない、我慢できないという方は、県議会の議会事務局に苦情の電話をする前に…この私にメールでも電話でもお寄せください。大石健司は、絶対に逃げません。議会事務局経由で何か言われて、「はい。わかりました」と黙るような男ではありません!! 過去の投稿も消しません。これからも、一所懸命に活動していきます。