
牧之原市の『幼保連携型認定こども園』で、昨日5日に発生した3歳女児の『通園バス置き去り事故』に関して本日6日夜、管轄する静岡県の健康福祉部こども未来課から、A4用紙1枚の報告書が私宛に届きました。
事故発覚から30時間近く経って初めてです。
昨日の段階から、日本全国のメディアがトップニュースとして大報道が繰り広げれられ、昨晩の段階から「県は当該幼稚園に対して特別監査を実施する」と報じられているにもかかわらず…地元選出の県議の私には、一切の報告も説明もなかったことは大変な問題だとして、担当部課に強く抗議しました。
本日も早朝から、多くの報道機関から問い合わせや事実確認の電話が数多く寄せられたにもかかわらず、私は何一つ正確な情報を持っていなかったからです。
ペラ紙1枚の報告書の『状況』欄には、わざわざカッコ付きで「牧之原市からの事故報告による」という但し書きが付いていて…あたかも「すべての文責は牧之原市」だと強調しているようで残念に思いましたし、それまで報道されている以上の県の把握している新情報はまったく記載されていませんでした。
にもかかかわらず、夜の各局のニュースには、各メディアの突っ込んだ質問にかなり断定的に独自情報を答弁する県の担当者の映像が流されていて、びっくりしました。
真相究明や再発防止が厳しく求められる大事件に厳正かつ迅速な対処が求められる中、地方自治の中でその一翼を担うべきと自任する自分自身が、情報や対応の体制の蚊帳の外に置かれているという現実に、背筋が寒くなりました。
この先必ず、この異常な行政組織を変えていく決意を新たにしました!

新聞記者時代に大変お世話になった…日刊スポーツ文化社会部の赤塚辰浩先輩と、思いがけず自分の地元で10数年ぶりに再会しました。
東京から将棋担当としての出張なのですが、デスクの指示で急遽、事故のあった幼稚園の現場取材にも赴き、真剣な表情で原稿を書いていました。
将棋の藤井聡太5冠(王位、竜王、叡王、王将、棋聖=20)は今夜、牧之原市の平田寺で行われた『お~いお茶杯 王位戦七番勝負第5局』2日目で、挑戦者の豊島将之九段(32)に128手で勝利し、王位の防衛と3連覇、そして将棋界のタイトル獲得通算10期を達成しました。