
本日は、沼津市の飛龍高校に伺いました。日刊スポーツ静岡支局の記者だった時以来ですから、十数年ぶりでした。
以前のような、相撲部や野球部やバスケ部の取材…ではなく(笑)…使命感に燃える素晴らしい若者の願いを叶えるためのお願いです!
不屈の闘志と絶対の信念、そして揺るぎない使命感で『ステージ4』のガンと闘っている母校剣道部の後輩・榛葉達也さん(31=県立高教諭)の魂の講演会を県私学界の雄で、東の横綱…飛龍高校や桐陽高校など3校を擁する沼津学園グループの校長先生ら要人の方々と打ち合わせしました。
トントン拍子に話が進み、確実に実現される運びとなり、涙が出ました。杉山盛雄理事長のご配慮に、心の底から感謝いたします。
先日、テレビ静岡の夕方のニュースで放送された榛葉さんの特集が、昨日からキー局のフジテレビのネットニュース『FNNプライムオンライン』にも掲載され、全国的に大きな反響を呼んでいます!!
榛葉さんの美しい志と感動的な講演が、1人でも多くの日本の高校生に届くことを熱望しています。
テレビ静岡の特集は…⇒こちら!!

国土交通省が主催する国の『第16回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第3回環境保全有識者会議)』をリモート傍聴しました。リニア工事に伴う南アルプスの生態系への影響など環境面の論点を整理するため…今回は、前回の県に続き静岡市へのヒアリングが行われました。
以前は、関係者以外は〝非公開〟だった国の有識者会議ですが…リニア反対派の県民を中心にした「密室の出来レースだ!!」「全面公開を!!」という批判の声の高まりを受け、前回から会議全体がYou Tubeで生配信&アーカイブ化されるようになりました。
参考人として出席した静岡市の環境局長は、JRのトンネル工事計画の前から、2014年南アルプスのユネスコエコパーク登録に先駆けて、生物の実態調査や水資源の解析などを独自に行ってきた事を報告しました。その上で、今回のリニア工事ではJRに対し「大井川上流域の生態系への影響」と「発生土処理による影響」の2つの懸念事項の解決を要請していることを明らかにしました。
トンネル掘削による発生土(残土)には自然由来のヒ素などの重金属を含まれ、汚染対策が必要とされる土壌です。JR東海は先に、静岡工区の工事では、約370万立方メートルの残土の発生を見込み、うち10万立方メートル程度が要対策土になると想定しています。
静岡県のリニア問題責任者の難波理事は、JR東海の処理計画について、今年7月に施行した『県盛り土規制条例』の理念に照らし…「適切な措置が講じられている」と知事が認めれば、例外的に事業区域内で盛り土として積み上げることを認める「適用除外」の規定は「認められない」と明言しました。
ずいぶんと踏み込んだ重要なやりとりも含まれる重要な会議でしたが…会議終了から13時間経った現在、この配信ビデオの視聴回数は…わずか377回!! この問題を、本気で真剣に、問題意識を持ってウォッチし、研究し、意見している関係者や政治家を含めた県民や国民の実数に、大きな疑念と失望を感じざるを得ません!