
本日13日、静岡県内では新たに5572人が新型コロナウイルスに感染し、8人が亡くなったと発表されました。
今月3日の7313人(過去最多)や10日の7089人に比べれば減っているように見えますし、実際6日連続で前の週の同じ曜日を下回ってはいます。。。しかし、牧之原市では100人と初めて3ケタの感染者数となってしまいました。
一番心配な病床使用率は、静岡県全体で80.6%、中部地域で88.3%となり、ひっ迫した状態が続いています。
数字を見れば、明らかに危機的状況なのですが…国も県も、昨年までのような切迫感の感じられる対策を打ち出す気配はありません。お盆における移動制限も帰省や観光旅行の自粛要請もありません。。はっきり言って、大騒ぎしているのはマスコミの報道だけのように見えます。
昨日の投稿の内容について、市内在住の若い知人から、以下のような質問が届きました。
「大石さんは責任者が出てきて説明する事で、問題が解決するとお考えでしょうか? 大石さんの考える具体的な方策や代替案はあるのでしょうか?」
私の回答は以下の通りです。
「県の言うことは〝正論〟かもしれません。しかし、人は正論だけでは動きません。この回答を出した人間には、ぜひ疲弊する飲食店の現場に出向き、従業員に代わって、お客様全員にこのような厳しいお願いをしていただきたいと思っています。
本気で飲食店での感染拡大を未だに問題視するのであれば、休業要請や補償を復活させればいいし、行動制限をお願いしてもいい…そういうこれまではやって来たことをいろんな理由で、全部やめてしまったのに…「会食にきた客にはマスクをさせて!」とか「言うことをきかない酔客にはノンアルを!」などという通達を出す行政のやり方は非常識だと私は思っています。
『もう何もしない。できないのなら、一部の業種、業者だけに、理不尽な要請などせずに黙っていてくれ! 接客業のみなさんは、お上に言われなくてもずっと必死に感染防止対策を頑張っているのだから…』というのが私の考えです。
世界中で、日本人ほどいつでも愚直にずっとマスクを付け続け、検温やアルコール消毒を励行している国民はありません。
そして、飲食店主の願いとしては…『店側にお客様へのお願いを指示するだけでなく、少しでも接客業の方々精神的負担や〝うるさい店だ〟という悪評が減るように、しかるべき人が率先して、しかるべき場所や方法で、県民に疫学的根拠を添えて、しっかり説明することを優先してほしい』ということです。」
