
牧之原市坂口の富士山静岡空港の隣にある曹洞宗の古刹・高尾山石雲院の境内で、北中米原産の奇跡の花・竜舌蘭(リュウゼツラン)が咲いていることを知り合いのMさんのSNSへの投稿で知り、本日胸を躍らせて見学に行ってきました!
リュウゼツランは知られているだけで208種もあるそうですが、いずれも先が尖り、縁にトゲを持つ厚い多肉質の葉が特色です。ワタシは…メキシコ放浪中には、この多量のデンプンを含む葉っぱが、ワタシでさえ毎回たじろいでしまう強烈な地酒テキーラの原料だという認識しかありませんでしたが(笑)…
この植物は、高温で乾燥した原産地では10~20年、多湿の日本では30~50年に1度だけ、突然に伸び始める茎が10m近く成長し、一気に数千の花を咲かせ、結実した後には枯れてしまうというという極めて珍しい生育をするのだそうです。
この場所にいったい誰が植えたのか? 前回はいつ咲いたのか? そして次回はいつごろ咲くのか? は、まったくわかりません。。それでも、こうやってワタシが肉眼で確認できる今年の夏に咲いてくれたことをありがたく思える不思議な景観でした。

先日、91歳で亡くなられた「坂口谷川を守る会」元会長の故粂田雅史さんのご遺族から、粂田さんが畑で大切に育てていた大きなスイカをいただきました。
毎年たくさん採れるそうですが亡くなる1週間前に、突然「今年は大石県議に1つあげよう」とおっしゃったのだそうですが…「まだ、ちいっと小さいで(収穫は)もうしばらく待つかな」と思い直しているうちに体調を崩され、あっという間に帰らぬ人となってしまったのだそうです。
ご逝去から2週間たって手元に届いた粂田さんのスイカは直径35センチ。ずっしりと中身が詰まった見事なサイズに育っていました。冷蔵庫で冷やして、気心知れた仲間たちとの作戦会議の後に食べました。
事務所のHさんが、食べやすいように小さく切ってくれたので、大きな原形とは雰囲気が変わってしまいましたが…かえって甘さと高級感が引き立つ感じで、とても美味しくいただきました。
細江区長や旧榛原町議を歴任した後、四半世紀以上も坂口谷川の環境美化活動や「彼岸花と案山子祭り」の創設や運営に尽力された粂田さんの偉大な功績を偲びながら、初めていただいたスイカにみんなでかぶりつきました。
粂田さんの大きな期待と応援に応えるために、来年の選挙には絶対に勝ちます!!
