
昨日、私が凹んでいた問題が「何とか解決した」と連絡が来ました。
思わせぶりなのに、よくわからない文章だったことをお詫びします。
ことの顛末を、年下の親友で、生活困窮者自立支援のNPO法人POPOLOの事務局長の鈴木和樹さん(40)が、昨日の自身のSNSで詳しく解説してくれていましたので、コピペして掲載します。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
静岡県のある自治体の話です。これを書く意図は特定の市の職員を咎めたいというものではないことは先に書いておきます。
組織的なことだという認識を僕はしています。
今日メールでいつものように「家がない」という相談が来ました。
Aさんは金曜から派遣の面接が終わり、工場見学を経て働く寸前の状態。派遣法上は工場見学で実態はさておき不採用とかしてはいけませんので、工場見学まで行くということは、仕事が決まる可能性が高いということです。
しかし、現在家がない状況で「金曜日の朝から工場見学に行くまでの間お金はないし、食事も十分食べてない。やっとの思いで、働く場所がある。W市に行き、仕事が決まりそうだが、家がないから助けて欲しい。2日後の金曜には寮に入れる。生活保護は希望しない」という相談を市役所の福祉課でしたのですが、相談員の返事は「やれることはない。相談は乗れるけど、対応できる方法がない」と回答でした。
Aさんは冷たい対応に嫌気がさして、少しでも家の支援が受けられるか知りたい気持ちから「W市よりH市の方が政令指定都市だしそういう施設とかあるんですか?」と行きたいわけでもないのに聞いてしまった。その結果、H市までの切符を渡された。
でも実際は仕事がW市で金曜に決まる可能性が高いので、お金もないしH市には行きたくない
途方に暮れたAさんは、POPOLOに相談。その後、僕が彼の代わりにW市に電話したところ、「相談は何度も丁寧にやらせてもらうが、家がない人の支援はやれることがない」と鈴木にも市の担当者はAさんに言ったことと同じことを発言した。
それを聞いた鈴木は「本人さんが議員さんたちに相談するかもしれませんよ? 大丈夫ですか?」と聞くと「やれることがないので、議員さんに聞かれたところで、やれることがないというしかない」と回答。なので、AさんにW市の市議を紹介。その上で、静岡県ボランティア協会で働いていたときの頼りになる兄貴・大石 健司県議にも状況を相談しました。
「ホームレスの問題は県も市も支援を行うことに責任があるよね? そういう困ってる人をなんとか自治体が支援しなきゃいけないんでしょ?」と聞いてくれたので、「ホームレス特措法にはホームレスの支援は国の責務であり地方公共団体の責務であると記載がありますよ」と回答した。
それを聞いた大石県議が「その困ってる人の番号教えてくれないかな? W市の市長の番号知ってるから、直接電話して彼をなんとかサポートできるようにしたい」」と言ってくれた。Aさんも僕も大石さんの選挙区民じゃないから、票にならないのに(笑)
市長や市議が動いた結果、Aさんがもう一度W市へ相談に行ったところ最初に行った時と態度は変わり、後払いで入れるホテルを探したりしている様子を見て彼はとてもがっかりした。「なんで最初からそうやって熱心に話を聞いてくれなかったんだ」と鈴木に愚痴る。
しかも探してくれたけど、ホテルは見つからなかった。「F市の山奥の施設なら入れる」と言われた。それだと手持ち金も0円なので、「W市に金曜日朝にどうやって行けばいいんですか? 僕は仕事をしたい。給料入ったら返したっていいので、この状況を助けて欲しい。金曜以降に働くであろうW市で」とAさんが市の職員に言うも、特にその件に関して対応してくれず「袋井の施設に入れしか言われず、Aさんは諦めて相談を打ち切り、再び鈴木に電話で報告した。
通常静岡県の自治体では法外援護金とか、特別会計とか呼ばれる、生活に困った人に渡す緊急的なお金があったりする。自治体によっては年度で1人3万というところもあれば、1万円までという自治体もある。しかし、W市は「そういうお金は一切ない」と言っていた。
その後、動いてくれた市議から電話が入る。「なにか泊まるところ提案したんだけど、本人が何も言わずに断ってきた」と僕の知ってる内容と微妙に違う状況報告。大石けんじ県議からも電話が来て「市長からしっかり対応したけど、泊まるところを断ったようだ」と、ここでも微妙に違う報告が。
結局、今日AさんはW市のホテルで寝ている。ホテル代を出したのは、鈴木のポケットマネー。PayPay支払い。朝食付きにしたのは鈴木の優しさです。
たった2日の泊まるところを用意できない。仕事が決まってるにもかかわらず、そんな対応で自治体の社会福祉がいいのだろうか。1人のホームレス状態のAさんのために自治体職員の印象を悪くさせるよりも「見なかった」「聞かなかった」ことにした方がきっとお利口さんなんだと思う。でも、見なかったことにはできなかったです。
あーあ。POPOLOが噛んでるのモロバレだろうなー。違う意味で涙が止まりませんが後悔はしてません。なんのためにこの活動をやっているのか。助けてと言える社会を作るためですいろんな自分ではどうにもならないことで生活が苦しくなることもあります。
そんな時に「市」民の「役」に立つ「所」とかいて市役所で、市の職員もいろんな事情があるのかもしれません
こういう現状があるんだっていうこと。そしてそういう声が僕らの元に毎日のように寄せられているということを知って欲しくて書きました。
W市の僕と歳が同じ市長は、市の職員の報告だけを鵜呑みにせず、福祉的な瑕疵が市に存在する事を気がついて改革してくれるのか。すぐに動いてくれた行動力に感謝と期待をして、注視していきたい。
そして、今朝、私の携帯にそのW市の市長から電話がありました。「昨日は出張と会議で、十分な対応が取れずに申し訳ありませんでした。今から、福祉課から昨日の対応についての報告を聞き、わが市で働こうとしてくれているこの方のためにできることをしたい。ご連絡ありがとうございました」と言ってくださいました。
すぐに、鈴木さんにそのことを伝え、依頼者に再び市役所に出向くように指示。。その結果、数時間後には、鈴木さんの投稿に、以下のような結末が付け加えられていました!!↓↓↓↓↓↓↓↓↓
無事、本日からF市の施設に入れることになりました。
仕事が正式に決まればすぐ寮に引っ越しです。明日の工場見学は施設の人が、送ってくれることになりました。
こういう調整を自立相談支援機関は求められるわけです。
W市の市長が今朝も気にかけてくれてたようで、今日は本人も福祉課で親切に対応していただいたと報告受けています。本当にありがとうございました。
私も肩の荷が下り、少しホッとしました。

売れない俳優の長男・悠司マリアーノが、今夜テレビ朝日系列で放送された人気刑事ドラマ『警視庁。捜査一課長』に「チョイ役で出演する」ということを、珍しく自身のSNSで事前に予告していました。
めったにないことですし「少しセリフもあったし、ちゃんと映ると思う」とのことでしたので、テレビの前で楽しみにしていたわけですが…
彼のせいでも、ワタシのせいでもありませんが…放映されたマリアーノの出番は…後ろ姿で3秒だけでした! セリフもありませんでした。
プロスポーツや政治の世界も厳しいですが…芸能界も、実に厳しい世界だということを改めて痛感しました。彼には「今は臥薪嘗胆、歯を食いしばって次の機会にチャレンジしてほしい」と願っています。