
家の近所の東光寺の長藤祭りが、今年もあっという間に終わってしまいました。
かつてはゴールデンウィーク期間中に、来訪者がピークを迎えた長藤でしたが…近年は、地球温暖化で見ごろは4月中旬となりました。
今日は保存会のみなさまと、老木の体力を維持するために、豆状の実がなり始めた無数の花房を剪定バサミで切り落とすボランティアをする予定でしたが…私の到着前に、雨で中止となりました。
広い藤棚に唯一、どういうワケか今、見事に咲いている1房を見つけました。。花の世界にも変わり者…いや大器晩成型のツワモノがいるようです!(笑)

牧之原台地など市内各地を襲った前代未聞の竜巻被害から、本日5月1日でちょうど1年が経ちました。先ほど現場に行ってきました。
発生翌朝に撮った写真と比べると…非常時には官民それぞれが一丸となって、復興に取り組む日本人の底力を再確認して胸が熱くなります。
被災した家屋も建て直されたり、きれいに補修されたりして、屋根が吹き飛んだり、壁に無数の穴が空いていた当日の悲惨な状況は、もうまったく想起できません!(※当時と本日の比較写真の掲載は自粛しました)
この竜巻被害を受け、静岡県は被災した農業関係施設への補助金を新設したり、2カ月後の熱海の土石流災害時にはいち早く、かつて1度も国に申請したことがなかった『災害救助法』の適用を宣言するなど、局地的な災害時の対応や態勢が向上しました。
牧之原市も、被災した家屋の修繕や補強のための国の助成金を迅速に確保したり、全国に被災者への募金を呼び掛けたりと…さまざまな手段で被災者の生活再建に全力を尽くし、非常時の公助の経験値を上げました。
これらの被災現場には、コロナ禍にもかかわらず、市内外から大勢の専門家や市民ボランティアや業者のみなさんが駆けつけてくださり、早期の復旧につなげてくださいました。
『災害は忘れたころにやってくる』。われわれは、1年前の悲劇を決して忘れてはなりません!!