小山城と備前守隧道の話
吉田町片岡にある県道230号住吉金谷線のトンネル『備前守隧道(びぜんのかみずいどう)』の照明灯の付け替え工事が、順調に進んでいます。(*'ω'*)
1993年(平5)に完成したこの全長189.5 mのトンネルは、北側の入口の外壁に馬上の武将が描かれているお洒落なデザインが特徴です。
完成から30年近くが過ぎ、照明の劣化が激しくなったため、町民や通行車の要請を受け、管理者である県の島田土木事務所の発注により、LED電球への付け替えが実現しました。
ワタシはこのトンネルの完成当時には県外に住んでいたので…命名の由来も〝備前守〟が誰なのかも、ずっと知らずに生きてきましたが…県議になってから調べました!(笑)
武田信玄が1571年(元亀2)2月、今川氏によって築かれた「山崎の砦」を奪取&修築して「小山城」と命名し、遠江攻略の拠点として大熊備前守長秀を城主に任命。長秀は騎馬30頭、足軽75人を預かって、後任が来るまでこの地で1年半ほど暮らしたそうです。
その小山城のある、まさに小山の西腹を貫くトンネル(隧道)に「初代城主の受領名である〝備前守〟と付けた」というわけですね? センス溢れる命名ですよね??(*'ω'*)
駿河と遠江を巡って今川、武田、そして徳川の群雄が割拠し、壮絶な領地争奪戦の繰り広げられた吉田の古城に縁のトンネルを通過しながら、450年も前の戦国の世にしばし思いを巡らせました!!(*'ω'*)
静岡県は本日14日、昨年来の新型コロナウィルス感染症の感染拡大による事業停止のため、県民のみなさんが使用できなかった『県内観光促進事業(今こそ! 静岡!! 元気旅!!!)』の『ひじのくに旅行券・地域クーポン券』を手数料無料で全額払い戻しすることを発表しました。
対象は、まん延防止等重点措置等のによる事業停止で未使用に終わった「令和3年7月」と「令和4年1月」に発券されたクーポン券です。「払戻申請書」を静岡元気旅ホームページ(⇒こちら!!)からダウンロードして、クーポン券セットと振込先の金融機関の口座情報のコピーとともに「しずおか元気旅払戻受付センター」まで、レターパックプラスで郵送してください。
※詳細は、上記の元気旅事務局ホープページをご覧ください!!