頑張れ! 牧之原市消防団
昨日3日は『令和4年度牧之原市消防団辞令交付式』がありました。
牧之原市では、慣例として地元県議は式に招待されないようですので、私は臨席できませんでしたが…先日お知らせした次男の晃司アントニオ(22)も、45人の新入団員の一員として、名前を呼ばれたそうです。帰宅後のこのうれしそうな表情をとても頼もしく感じました。
ちなみに45人が入団した一方で、3月末をもって倍近い80人が退団したそうで…差し引きマイナス35人!! ここ数年、条例で定められた定数560人に対して、団員数は減り続けており、ついに令和4年度は437人(78%)と初めて充足率が、70%台にまで落ち込んでしまいました。
静岡県全体でも1975年度(昭50)の2万7789人をピークに減り続け、2017年度(平29)が1万9888人。昨年2021年度(令3)は1万8083人にまで減っています。
地域防災の要である消防団員の減少に少しでも歯止めを掛けようと、静岡県議会では議員全員の提案で2012年(平24)に『消防団の活動に協力する事業所等を応援する県税の特例に関する条例(=消防団応援条例)』を制定。。消防団員を雇用する事業所への事業税の軽減措置のほか、地震・津波対策等減殺交付金による消防団詰め所や資機材等の整備への助成等を講じて、消防団員の待遇改善や活動環境の整備を図り、消防団の充実と強化に取り組んでいます。
3年目を迎えたコロナ禍で、以前のような集団での訓練や消防活動ができない状況ですが…牧之原市消防団には、木下和義団長以下437人の志あふれる団員が一丸となって、市民の生命と財産を守る使命を胸に頑張っていただきたいし、その貴重な一員に、我が家を代表して晃司が加わってくれたことをありがたく、誇らしく思っています。