桜色御城印と炭治郎の箱
来たる4月3日(日)に、牧之原市が誇る中世の山城・勝間田城址で〝桜色御城印〟が、1枚300円で、限定200枚特別販売されます。
今年で落城から546年となる勝間田城の「歴史と名声を全国に広めたい!」と勝間田区の絆づくり事業メンバー有志で結成した勝間田城御城印製作委員会(山本アキヨシ会長=44)が、大好評を博した昨年の〝金文字御城印〟に続く「二匹目のどじょうを狙ってww」製作した力作です。
今の牧之原市勝間田に、平安時代末期から戦国時代にかけて約340年間も君臨した勝間田氏の最後の当主・勝間田修理亮(しゅりのすけ)の居城だった勝間田城は、1476年(文明8)の春、駿河の今川義忠の大軍勢の前に落城。修理亮は殺され、勝間田氏の一族はこの地を追われました。
それでも、勝間田氏の落ち武者たちは、同時に滅ぼされた縁戚の横地氏の残党と協力し、菊川の塩買坂で今川義忠を弓矢で暗殺。文字通り「一矢を報いた」という逸話が残っています。それがちょうど今ごろの桜の咲く季節だったのです。
「けんじさん、わかった? オレたちは、ただ春だからって、桜に便乗したわけじゃないんですよ!σ(゚∀゚ )」とアキヨシ会長は、真顔で力説していましたが…まさに、それを世間では〝便乗〟と呼びます!( *´艸`)
とはいえ、アキヨシ会長の鼻息の荒さにも一理あります。今回、桜色の印紙には勝間田氏の家紋「向かい鶴」だけでなく、今川家の家紋「足利二引両」を加えて、546年前の両者の攻防を再現した特別版とあって…コレクター垂涎のお宝印となることは、間違いありません!!
この投稿で、勝間田城址と御城印への御興味、御関心が湧き上がってきたアナタ!! 3日の朝9時に、300円を握りしめ、城址入口の駐車場までお越しください! 雨天決行です!(^^)/
なお、13時からは静岡古城研究会による「勝間田城址見学会」も開催されます。(参加無料)
この週末は、菅山区の油田の里公園でも、『やすらぎフェスタ』というちびっこを対象にした楽しいイベントが開催されます!!(^^)/
こちらには、我が家の晃司が昨年作成して話題を集めた鬼滅の刃の「炭治郎の箱」も展示される予定です! みなさん遊びに来てくださ~い!(^^)/