完全な空港と地域発展のために…
『令和3年度第2回坂部区空港対策協議会意見交換会』に、地元県議として出席しました。
未曾有のコロナ禍にもかかわらず、関係各所のご尽力により、ここ1、2年で目覚ましく進展した空港周辺の…①吉田大東線(南原工区)②坂部1号線(旧畑総4号幹線)のほか…
③空の道・東側展望広場の整備及び管理 ④富士山静岡空港空港新駅の実現に向けた取り組み、そして⑤滑走路端安全区域(RESA)整備工事について の5つの事業について、当局からの内容や進捗状況の説明を受けて、活発な意見交換(質疑)が行われました。
1987年(昭62)に静岡空港の建設地が、旧榛原町坂部と島田市の山間に決定してから今年で35年。そこからの激しい反対運動や紆余曲折、関係者の艱難辛苦の末、ついに2009年(平21)6月4日に開港してからも13年…。その時に感慨に浸り、県との約束に胸を躍らせた多くの方々が鬼籍に入り、年を取りました。
偉大な先人たちの夢見た東海道新幹線の空港新駅をはじめ、空港周辺の重要なインフラ整備と地域の発展を両立させ、静岡県の宝である空の玄関口を完全な形で完成させ、フル活用する時代が1日も早く到来するように…子や孫の世代に誇れる故郷を残せるように…世代交代が進む県議会で、もう若くもない私がもっと発言力や求心力を高めて、「一歩でも二歩でも、夢の実現に近づけなければならない!!」という熱い思いを新たにしました。