
静岡県庁の〝ゲンコツ挙手〟の使い手が、絶滅の危機!?(=゚ω゚)ノ
本日9日は、静岡県議会の令和3年度『文化観光委員会』の最終日となりました。議案や部課の数の多い他の常任委員会では、明日も質疑が続くところもありますが…スポーツや文化・芸術、そして観光や空港関連事業を所管するスポーツ・文化観光部管轄の質疑と所管事務調査は、無事に終了しました。委員会の委員の任期は1年交代ですので、本委員会でのワタシのお役目も、今日までです。
未曽有のコロナ禍に翻弄された1年間の再任用期間が満了し、3月末をもって退職される(…と本人が明言している)スポーツ・文化観光部の植田基靖部長(61)は…ワタシが把握する限り、現在の静岡県庁内で唯1人、答弁の際に右手を握りしめた〝グー〟の形で挙手をする管理職です。
世間一般のみなさんには、何のことやらさっぱりわからないかもしれませんが…植田部長はワタシが県議になった3年前から、本会議場でも、委員会室でも議員の質問に対し、他の部課長と違って1人だけ、必ずグーで手を挙げて、議長や委員長から指名されていたのです。
実は昨年、民間から山梨県の知事政策局にとらばーゆ(死語?)したfb友のTさんが…「山梨県庁では、幹部職員はグーで手を挙げるから面白い!」という投稿をされていたことが、強烈に脳裏に焼き付いていたのです。
山梨県では、明文化こそされていないものの…「昔から、先輩たちがみんなグーだったから」だそうで…「グーだと拳で殴り掛かるみたいで違和感がある」とパーで挙手する人は、ごく少数派なんだそうです。
妙に気になって、ネットで検索してみると、埼玉県庁もグーだということが、某新聞の暇ネタの記事になっていました!(笑) 自衛隊では、入隊時に「相手に掌を見せてはいけない!」と教えられ、挙手もグーだということです。韓国ドラマでも挙手はグーらしいです。でも、コスタリカや中南米では、日本と同じで挙手はパーなんです。
欧米でも、日本式のパーでの挙手は、ナチスドイツの敬礼のポーズを連想するので、タブーとなっている国が多いとか! ウエイターやタクシーを呼ぶ時は、人差し指だけ軽く立てると良いそうです。
さて…日本の地方の一定数のお役所が、いったいいつから、どうゆう理由で〝グー挙手〟になったのかは、わかりませんでした。「これは使い手の植田部長に訊くしかない!!」と意を決して、尋ねてみました!!
「えー!? 特に理由はないです。課長になって委員会で手を挙げるようになってからずっとです。先輩に言われた? いや、なんとなくです。癖ですかね?」と人懐っこい笑みと、まったく期待外れの答弁ww が返ってきました!(*´ω`*)
「えーい! ならば…」と、我が委員会の最長老、7期目の中谷多加二(なかや・たかじ)先生(71=自民改革会議)に、委員会終了後にお尋ねすると…「ん~!? 昔からみんなパーだったよ! パーだから…(^^)」。
結局のところ、静岡県庁にはワタシが想像していたような裏話も言い伝えもありませんでした!(*´Д`) 植田部長の再々任用がない限り、このまま〝グー挙手〟は、絶滅することになりそうですが…
「もう、それで全然大丈夫」のような気がしてきました!( *´艸`)オシマイ!
【9日の委員会質問の概要】
<組織定数の概要>
・〝しずおか型ガストロミ―ツーリズム〟について(難解な名称の必然性や県民への周知方法等)
<県立大、文芸大の就職内定状況>
・卒業予定者の就職内定率の見通しと年ごとに増減に波がある県内就職率等
<「ふじのくに安全・安心認証制度」の推進>
・補助申請2112件に対して、交付決定数(881件)が少ない理由等
<令和4年度の空港関連施策>
・国際線チャーター便補助(新規)等の施策導入の経緯、先例等…
・空港周囲部強靭化対策事業費(新規)について