東伊豆町の「はさみ石」
東伊豆町に移住され、3月の町長選に出馬予定の元参議院議員の岩井茂樹さんのFacebookでの投稿に刺激され…悠司マリアーノと2人で、同町稲取の海岸にそびえ立つ『はさみ石』に行ってきました!
波打ち際に並立している高さ約11mの2つの巨岩の真ん中に、1mほどの菱形の石が挟まっているのです!
その昔、アワビやサザエの好漁場を巡って、いさかいの絶えなかった漁村の人々を諌めるために、天城山の天狗さまが、空から石を運んで、間にはめ込んだという超常伝承が語り伝えられているそうですが…
「だから天狗の『挟み石』なんだ!」と納得しながら、さらにネットで調べると「江戸時代までは間に石はなく、2つの岩の形状が昔のハサミの形に似ていることから『剪石(はさみいし)』と呼ばれていた」という説もあるようです。
いずれにしても、約80~20万年前の太古に噴火した天城火山の溶岩流が、海まで達した末端にできた異様な光景に、ただただ感動してしまいました。
ちょっと信じられないほどの難行苦行の末、現地に到達した時の達成感は、何事にも替え難い快感でした。今日の大冒険は、きっと一生忘れないでしょう!
高野連に対する全国の高校野球ファンの憤怒の波紋が、どんどん広がり続けている聖隷クリストファー高校(浜松市)のセンバツ落選問題ですが…
聖隷OBの間では…「選ばれなかったのは、ウチの学校に校歌がないからみたい…」という新説が、まことしやかに流れているそうです。
1966年(昭41)創立の聖隷には、確かに校歌はなく…野球部は、地方予選での勝利の後には、日本キリスト教会の「讃美歌393番」を歌うそうです。
さすが「キリスト教の隣人愛を人間観、価値観の根底にして、品位を高める中高一貫教育」を校是としている学校です。理不尽な決定の原因を自分たちに求め、抗議もしない。結果を粛々と受け止めているのです。
興行的、地域的な観点で、中京圏から代表校を出したかっただけなのに…「個人の力量と投打に勝る大垣日大を推薦校とします」というふざけた選考理由を、今も撤回しない主催者に彼らの爪の垢を煎じて飲んでほしいです。
ちなみに…甲子園で、校歌のない学校が勝利した場合には、夏は「栄冠は君に輝く」が、校歌の代わりに流される決まりになっているそうですが…春は不明です。春夏通じて甲子園未経験の聖隷だけに、OBのみなさんの説も、あながち間違いではないかもです。
ちなみのちなみに(笑)…奈良の強豪・天理高校は、宗教色の強い校歌の代わりに「天理教青年会歌」を歌っています。済美高校(愛媛)が甲子園で歌うのは、本来の校歌ではなく…「やればできるは魔法の合言葉」の歌詞で有名な学園歌です。