「左官W杯」に悠司登場!?
来年2022年1月29日(土)と30日(日)の2日間、松崎町で初開催される『SAKANアートワールドカップ』のアートパフォーマンスに、駆け出し俳優の長男・悠司マリアーノ(22)が出演します。(⇒こちら!!)
『SAKAN』とは…つまり『左官』のことです。。左官(さかん)とは、建物の壁や床、土塀などを、土・漆喰(しっくい)・モルタルなどを材料にして、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のことを言います。
日本では縄文時代から続いている職業・技術で…その語源は、皇居に出入りできた優れた職人たちを、宮廷の右官(=事務職)と対比させて、天皇が与えた名誉ある称号と言われているそうです。(諸説あり)
牧之原市とは駿河湾の対岸の西伊豆にある松崎町は、平瓦を壁に貼り付け、目地を漆喰で海の「なまこ」のように盛り上げる〝なまこ壁〟で全国的に有名です。防火性、保温性、保湿性に優れ、明治時代から昭和初期まで各地で見られた外壁の工法ですが、老朽化や建て替えなどで全国的に年々どんどん減少してしまっているそうです。。
そこで今も、なまこ壁の建物が190棟以上も残り、昔ながらの趣を漂う松崎町では、日本中の優秀な左官さんを呼び集めた一大コンテスト(W杯!!)を開催して…「なまこ壁と左官のまち松崎」を全国にアピールすることになったそうです!! 素晴らしいですよね?
2日間にわたるイベントの目玉企画と1つとして、同町の農村環境改善センター文化ホールで上演されるSAKAN 動読劇『伊豆の長八伝』の主役を演じることになりました。「伊豆の長八」とは、幕末に〝左官の神様〟と称された松崎生まれの伝説の職人・入江長八のこと。。今に伝わる彼の偉業が、お馴染みSPAC(静岡県舞台芸術センター)の俳優・奥野晃士さん(53)の脚本&演出で、〝動読〟になりました。
動読(どうどく)とは…「役者の身体を活かしたユニークな語りと音楽の絶妙なアンサンブルで、観客を物語の世界に引き込んでいく新しい朗読劇」で、奥野さんが切り拓いたオリジナルのパフォーマンスです。。悠司は榛原高校演劇部だった4年前から、奥野さんの御指導を受け「坂本龍馬を斬った男~今井信郎の半生~」などに出演させていただいてきたのですが…
な、な、なんと今回は、奥野さんが別の仕事で当日は不在!! 悠司がたった1人のプロとして、主演俳優として、地元の中高生ら有志のみなさんと一緒に舞台に立つことになったそうです。
御興味、御関心のある方は、ぜひぜひ会場に足をお運びください! よろしくお願いいたします!!