極悪非道の婿の後悔
極めてプライベートな話なので、わざわざこの場でご報告する必要もないと思われる方も多いと想いますが…毎日毎日、その日にあったこと、やったことを躊躇なく発信している私としては…急に沈黙してご心配をお掛けするわけにもいかないので、お知らせいたします。
中米コスタリカ生まれの妻マリアネラの父・エフライン・チャバリア・メナ(Efrain Chavarria Mena)が、日本時間14日午後、首都サンホセの自宅で亡くなりました。享年86。長年、重い糖尿病に苦しんでいましたが、直接の死因は心不全、いわゆる天寿を全うしたとのことです。
31年前の暮れ、結婚式の5日前にコスタリカに1人で現れ、初めて会った義理の両親の気持ちを忖度することもせず、1人娘と結婚してしまい、3カ月後には日本に呼び寄せてしまい…そのまま30年間で里帰りさせたのがわずか3回、全部合わせても2カ月あまりという極悪非道の婿のままだったことが今、悔やまれてなりません。
できることなら、明日朝一番にでも地球の裏側に飛んで行きたい気持ちでいっぱいですが…悲しいかな、今は世界的には、まだコロナ禍の真っ最中。出国することも帰国することも、ままならぬ状況であることを改めて認識し、途方に暮れています。それ以前に、公僕である私は軽々しく、静岡県を留守にすることもできません。
国際結婚は、異文化交流や「人類みな兄弟」を実感し、世界平和の必要性を認識できる素晴らしい体験ですが…いざ何かあった時、自分の無力さを思い知らされるのだということを、今さらながら痛感しています。
とりあえず、明日の朝、何ができるかを検討します。
本日は、静岡県議会文化観光委員会でした。
コロナ禍が収束傾向となり…全部課長の同時出席と起立しての質疑と答弁、そして、土瓶によるセルフ給茶が、復活しました!
質疑の内容は、大変興味深いものでしたが…義父の急死という現実への対応に追われているため、またの機会を模索したいと思います。