また別の不適切発言が発覚
川勝知事の不適切発言の告発の連鎖が、止まりません!
本日12月1日の中日新聞が…「6月の知事選の期間中、川勝平太知事が富士市で開かれた集会で、女子学生を念頭に『顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、きれいになる』などと発言していたことが分かった」「女性蔑視、差別とも取れる発言で、識者はジェンダー(性差)意識の低さを指摘している」と大きく報じました。
これを受けて他のマスコミも一斉に後追い報道。NHKは、川勝知事が12年前に知事に就任するまで学長を務めていた静岡文化芸術大学の学生について…「8割ぐらい女の子なんです。でも11倍の倍率を通ってくるんですから、もうみなきれいです」とか、「めちゃくちゃ顔のきれいな子は賢いこと言わないとなんとなくきれいに見えないでしょう。ところが全部きれいに見える」などと、女性の学力と容姿を結び付けるような、まったくもって意味不明で理解不可能な発言をしている映像を放送しました。
テレビ静岡も、川勝知事が新東名高速道路のの建設現場に女子学生を連れて行った〝成果〟として…「工事現場にうら若き女の子が来たなんて、おそらく道路建設史上初めてじゃないですか」「翌日から仕事がはかどり、それで1年半(完成が)前倒しでできたんですよ」などの発言も問題視して、記者が知事に突撃取材した映像を報道しました。
記者:文芸大の入試は女性がきれいかどうかで判定しているんですか?
知事:とんでもないです。誠にもって不適切な発言で、面目もまったくないと思っております。すべて撤回ですね本当に恥ずかしいことになりました。以上です。
記者:土木作業の方々への蔑視にもつながる発言では?
知事:逆ですね。不適切な発言でした。
記者:現場の方は女子学生が来たからがんばったのか?
知事:あれはいい出会いでしたね。
これまで川勝知事のこのようなトンデモ発言は、各種メディアでは大きく問題視されることはほとんどありませんでしたが、10月の「コシヒカリ発言」に端を発した知事の一連の不適切、不誠実な対応によって、完全に潮目が変わりました。
県内マスコミが、県民からの高い人気と支持率に支えられていた川勝知事への忖度をやめ、それぞれが過去の取材時には、意図的に〝お蔵入り〟させていた秘蔵映像・録音を競い合うように報じ始めたのです。
自身の選挙期間中に撮影された〝動かぬ証拠〟を突き付けられた川勝知事は、今回ばかりは即座に自らの非を認め、「学歴、性など一切の差別を認めないのが私の基本的なモットー。生きとし生けるもの、人間を含めて絶対平等という思想を持っている。選挙期間中に、それにもとる発言があったとすれば、撤回しなければいけない。そこで、傷ついた人がいれば、申し訳ない」と謝罪しました。
しかし、明日2日の県庁での定例記者会見は、再び紛糾しそうです。
夜は、焼津市で開催された衆議院議員「井林たつのり君を育てる会」に、伺いました。会費1万円の全席指定の集会でしたが、御覧の通り大変な盛況でした。
前ワクチン担当相の河野太郎代議士の特別講演を、とても興味深く拝聴しました。