
静岡県の中学3年生のみなさ~ん! 牧之原市の相良高校で、サーフィン、ダンス、そして…ボルダリングを始めませんか??
本日19日に体育大会が開催された静岡県立相良高校で、今年4月に県教育委員会から赴任された朝倉徹校長(55)に、地域の実践教育の核として愛されている大切な学校を盛り上げる数々の秘策とともに、地元県議の私に対する切実なご要望を伺いました!
近年の急激な少子化と私学への流出で生徒数が減少し続け、今年度からはついに1年生が3クラスになってしまった小規模校ですが…県立学校に静岡県が要求している〝学校魅力化〟に向け、来年度から大胆かつ積極的な数々の取り組みを推し進めていきます。
先日の新聞報道で明らかになった静波海岸前に誕生した日本初のウエーブプール「静波サーフスタジアム」を活用したサーフィン部に加え、ダンスの世界大会にも出場した吉田町のヒップホップ&ブレークダンススクール「Cheese!!」と提携したダンス部の創設を公表し、現在は榛南地域の中学校に猛烈な売り込み中!!
そして、さらにさらにもう1つ、学校近くに今年完成した図書交流施設「いこっと」内にあるボルダリング場のご厚意を受け、サーフィン同様オリンピック種目になったボルダリングを公立高校のサークル活動として体験&追求できる体制を整えました!!
もちろん、学生の本分である学業でも、IT環境の充実した商業科を持つ強みを生かした地域社会の即戦力養成のための適切な指導と、大学進学を目指す生徒たちへのきめ細かい対応や配慮も行っていくそうです。
もともと、就職希望の卒業生のほぼ100%が地元中心の県内企業に就職し、地域への密着度や貢献度は計り知れない相良高校に、多種多様な個性や才能を持つ生徒たちを呼び集め、再びかつての元気を取り戻すために奮闘する朝倉校長ら学校関係者の熱意と期待に少しでも応えるため、私もこれから全力を尽くそうと決意しました!(*^^)v

今朝の読み聞かせボランティアは、牧之原市勝間田区に伝わる『穴ケ谷城』を読みました。
先週545年祭が行われた有名な山城・勝間田城の落城目前の時の話です。勝間田城の手前の穴ケ谷城を守っていた勝間田京之進が、包囲された今川の大軍勢に、城内には水がないことを察知されてしまいました。
幸い、前年の豊作で倉庫には米穀がたっぷりあったのですが、水がなければどうしようもありません。弱みを握り、持久戦に持ち込む構えの今川軍の前に、途方に暮れていた京之進でしたが…
村一番の利口者の百姓・利助の発案で、遠巻きに取り囲む今川軍の前に、数頭の馬を引き出すと…桶にいっぱい入った米粒を馬体に、何度も何度も掛けて見せたのです。
これには今川の大将・義忠もビックリ仰天! 「なんだ? あいつら馬を洗うほど水があるじゃないか! 水攻めは取り消しじゃ」と退却していったそうです。
素晴らしい機転で、大ピンチを脱出した勝間田氏一族でしたが…抵抗空しく、しばらくして今川に征服され、勝間田の地を追われ…大部分は、今の御殿場市印野の地に移り住みました。
「水」と「米」…そして「御殿場」という、今の静岡県政にとって、なんともタイムリーで因縁深い昔話に、自分で読みながら感心してしまいました!(笑)
5年2組のみんなも、とても熱心に聞き入ってくれました。