都道府県議会議員研究交流大会
今日は、実に1年数カ月ぶりに新幹線に乗って、東京・永田町で開催された『第21回 都道府県議会議員研究交流大会』に、掛川市選出の小沼秀朗県議と2人、67人の静岡県議会議員を代表して参加させていただきました。
「議会人の議会人による議会人のための研究集会」というスローガンを掲げ、全国の都道府県議員が、共通する政策課題等についての情報や意見の交換を行い、連携を深め、地方分権時代に即応した議会昨日の充実と活力に満ちた地域づくりに資することを目的にした意義深い交流会です。
前半は、元東京都副知事で明治大学の青山やすし(=にんべんに分の刀が月)名誉教授による『コロナ・パンデミックを踏まえた地方議会・地方行政の危機管理』という講演でした。青山先生は、ご両親が静岡県出身だということで、開会前に小沼県議と一緒にご挨拶に伺うと…「私の母方のお墓は御殿場市にあるんですよ!」と笑顔で応えてくださいました。
そうなれば、そこから話題は、当然のごとく…川勝知事の暴言を巡る今の静岡県政の問題に発展!!(笑) 「私が仕えた石原慎太郎都知事も、敵だと思った人間を徹底的にこき下ろしていました。でも、明らかに間違っている時も多くて、私は諫めるのに本当に苦労しました。でも、石原知事は分かってくれて、翌日にはすぐ『全面的に撤回します』と謝罪ができた人でした。今の静岡県は…大変ですね」と的確なご指摘をいただきました!(笑)
ご講演でも、青山教授は「マスコミは、知事と議会の間に紛争がなければ報道しません。世間の注目は、両者の対立ですから…。そういう構図の中で、東京や大阪ばかりがニュースになる。政治家の力は大きい。しかし首長は、時々間違える。私は、緊急時にこそ二元代表制のもう一方の主役である議会は、動くべきだと思う」という見事なまとめに、拍手喝さいでした!
第2部は、法政大の土山希美枝教授がMCで、東日本大震災と原発事故を議員として経験した福島県の吉田栄光県議と、熊本地震と人吉水害時に活躍された熊本県の溝口幸司県議がパネリストの『非常時における議会のあり方』というセッションでした。
終了後には…中世の豪族相良氏を通じて、牧之原市と縁が深く…私も昨夏の豪雨災害時にボランティアに伺った人吉市選出の溝口県議と、とても有意義な意見交換をさせていただきました。
かけがえのない素晴らしい経験をさせていただいた静岡県議会と県庁の関係各位のみなさまに、心から感謝しています。
夕方からは、長男・悠司と渋谷で待ち合わせて、初めて2人だけで酒を酌み交わしました。自分の息子と二人だけで渋谷で、飲む日が来ようとは…夢にも思っていませんでした。(*'ω'*)
でも…ワタシが数十年前〝渋谷の帝王〟を自称していた時代には、宮下公園にはこんなお店はなかったです!(笑)