榛南剣道界に吉報が2つ
本日19日、奈良県で開催された『第60回全日本女子剣道選手権大会』で、牧之原市出身の静岡県代表・川合芳奈(かんな)さん(19=筑波大1年)が、初出場で3位という偉業を達成しました!!
我が家から徒歩5分の静波区仲町生まれの川合さんは、所属した水龍舘 (吉田町)ー榛原中ー 東海大静岡翔洋高で、常に静岡県の女王に君臨してきたとんでもない選手です。一昨年の全国高校総体では2年生ながら個人戦で準優勝したのですが…悲願の日本一を目指していた昨年はコロナ禍で大会が無念の中止。心機一転、この春から強豪・筑波大に進学し、本日の大舞台に臨みました。
準決勝で、優勝した福岡代表で2年前の高校女王・妹尾舞香さん(21=鹿屋体大3年)に惜敗しましたが…地元から羽ばたいた史上最高の女性剣士の大活躍に、興奮と感動が収まりません!! まだまだ成長が期待される19歳の川合さんの将来が、楽しみでたまりません!!
全日本剣道連盟の中継映像です!↓↓↓↓
郷土の剣道界にとって、うれしいニュースが続きます!(*'ω'*)
文科省(スポーツ庁)が選定する『令和3年度生涯スポーツ優良団体表彰』に、私が今もお世話になっている牧之原市の『榛原少年剣道クラブ』が、静岡県代表として表彰されることが決まりました!!
この賞は「地域又は職場におけるスポーツの健全な普及及び発展に貢献し、地域におけるスポーツの振興に顕著な成果を上げたスポーツ関係者及びスポーツ団体」を文部科学大臣が表彰しているものです。
1972年(昭47)5月に、当時榛原高校教諭だった故齋藤正衛先生が設立した榛原少年剣道クラブは、これまで数々の名剣士を輩出してきただけでなく「剣を通じた人間形成」をモットーに、教員や警察官など地域や全国で活躍する素晴らしい人材を世の中に送り出してきました。
創設2年目に小3で入団した私も、齋藤先生の厳しく熱い指導を受けて、高校までの10年間で心身ともに鍛えられ、素晴らしい思い出と実績を残すことができました。
現在は、私より5歳若い2代目代表の山本英広先生が、半世紀に渡り連綿と継承されてきた〝榛剣魂〟を、令和の時代の子どもたちに、しっかりと伝授してくださっています。
今からちょうど4年前、人生最大の挫折を味わい失意のどん底にいた私に向かって、山本先生が「先輩! また一緒に剣道をしませんか? 初心に帰り、稽古を続けることで、必ず光が見えてきますよ!」と励ましてくれたことを鮮明に覚えています。
30年以上も剣の道から逸脱していた自分が、今こうして、ささやかながらも地域のための仕事をすることができているのも、齋藤、山本両先生と榛剣のお陰だと心から感謝しています。