緑茶とウイルス研究の講演
静岡県経済産業部お茶振興課が本日午後『ChaOIフォーラム / 緑茶と新型ウイルス研究のシンポジウム』をオンラインで開催しました(⇒こちら!!)
昨年から、私がことあるごとに大声で要請してきた緑茶に含まれる成分(茶カテキン)について、静岡県や県外の研究機関が検証を進め、学会や学術誌に提出した「新型コロナウイルスを不活化する」という研究成果の正確な情報を発信し、茶業関係者に理解を深めていただくことを目的としたシンポジウムでした。
YouTube Liveを用いたストリーミング配信ですので…講演が終了した今も、リンク先をクリックすればいつでも全映像がご覧になれます。(⇒こちら!!)
当初は県内の茶業関係者に限定された講演だったのですが…生産者や販売者だけでなく、私は「お茶を愛するすべての友人・知人、県民、国民のみなさま方」にも、新たなお茶の魅力を知っていただきたいと思い、担当課に強く申し入れたところ…開始1時間前に、一般のみなさまへの告知の許可を得ましたので、大急ぎでFacebook等のSNSで情報を拡散しました。このブログへの掲載で、さらに視聴者が増えることを期待しています。
2つの講演の内容は、これまでこの問題を追い掛け続けてきた私にとっては目新しいものではありませんが…今回ついに、日本一のお茶のお茶処・静岡県が、同じの研究成果の認定や公表で先を越された京都の研究者に依頼してまで「コロナウイルスに対するお茶の効能を周知させるためのアクションを起こした」という画期的な事実を、私は高く評価します。
年内にも期待される日本食品微生物学会の学会誌への論文掲載が実現した暁には、さらに積極的に大胆に、静岡茶の効能や素晴らしさを全国・全世界に向けてPRしてくれることを熱望しています。
講演①
「茶による新型コロナウイルスの不活化」
京都府立医科大学大学院医学研究科 教授 松田修 氏
講演②
「国内外における緑茶の研究成果」
静岡県茶業研究センター 研究統括官 松浦英之氏