静岡県の誕生日に…。
6月末に、みんなで芝生を植えた牧之原市勝間田区の市営公園隣の多目的広場が、こんなに美しい緑の絨毯に覆われました!!
爽やかな早朝から乗用芝刈り機を使って、初めての芝刈りが始まったと聞き、Chikaさんが提唱しているこの地のコンセプト『勝手に牧之原ハワイ化計画』に合わせて、派手なアロハシャツ姿で駆けつけたワケですが…(笑)
家を出る直前から降り出した雨が、現地に着くころには土砂降りに…。ピッチがぬかるんでしまうと芝刈り機が立ち往生しかねないので、本日の作業は中止になりました。残念!!
本日8月21日は…静岡県の誕生日「県民の日」です。
明治になるまで「駿河」「遠江」「伊豆」の3つの国だった静岡県は、明治4年(1871)の廃藩置県以降の変遷を経て、明治9年(1876)8月21日に浜松県との統合で今の姿になりました。今日で満145歳になりました。
ところで…今は鉄道駅のない牧之原市ですが、大正初期から昭和40年代まで、古の駿河と遠江の国をつなぐ当時日本最長の軽便(けいべん)鉄道だった静岡鉄道駿遠線(すんえんせん)が、走っていました。最近、藤枝市の中村道広さんが、You Tubeにアップしてくださった2008年(平20)にNHK静岡の情報番組「たっぷり静岡」で紹介された『なつかしの軽便鉄道展』の模様です。
今、私が居住している我が家の離れで開催された手作りの展示会です。亡父を始め、懐かしい方々、今もお世話になっている方々がいっぱい登場します。ちなみに番組キャスターの平山佐知子さんは、現在は参議院議員。高須沙知子さんは、私の新聞記者時代の後輩の奥さんです。
◆軽便鉄道(けいべんてつどう) 線路の幅が通常の1067㍉に対し、762㍉しかないミニ鉄道のことで、施設の建設費や維持費が安く済んだ。初期は蒸気、後にはガソリンや軽油が動力のため「電車」ではなかった。駿遠線は1948年(昭23)に藤相線と中遠線が直結して誕生した営業距離64.6㌔の当時の日本で最長の軽便鉄道だった。駿河と遠州を結ぶ「動脈」として、1963年には年間733万人を運んだが、自動車の急速な普及により利用者が激減し、3次にわたる路線縮小を経て、70年に全線廃止となった。