自転車で走って繋げちゃえ!
本日は、静岡県議会6月定例会の「文化観光委員会」の1日目でした。
スポーツや文化、観光に関する事業や施策を所管する…今まさにコロナ禍で超大変ですが、ある意味タイムリーな委員会です。
新年度初の委員会質問のトップバッターとして…①大規模国際大会のレガシー創出に向けた取り組み ②スポーツ振興の主な取り組み ③2020オリンピック・パラリンピック自転車競技開催に向けた取り組み ④次期『自転車活用推進計画』の改定 ⑤開催当日に中止になった『グランシップ音楽の広場2021』 ⑥駿河湾フェリーに利活用 ⑦6月補正予算における『新たな宿泊需要取込に対する新規助成』…について、当局の見解を伺いました。
それぞれの質問と答弁の概要をここでご紹介しようと思ったのですが…夕方から④次期『自転車活用推進計画』の改定 に関連する下の話で、大忙し&お腹いっぱいになってしまったので(笑)…その他の項目は、明日にさせてください! すみません!!
今年5月に〝日本を代表し、世界に誇れるサイクリングルート〟である『ナショナルサイクリングルート』に指定された『太平洋岸自転車道』の1487kmを、お盆期間の9日間で走破中の和歌山市のサイクリストのお2人が本日、我が静岡県の駿河湾160kmを横断したというので、宿泊地の御前崎市で出迎えてきました。
和歌山のアマチュアトラックレースのチャンピオンのゴンザさん(36)とルートのゴール地点に建設中の道の駅の担当者の和歌山市職員の西林孝紘さん(36)の2人は、千葉・銚子から和歌山市までの全長1487kmの魅力的なサイクルルートの検証を行いながら、各地で自転車環境向上に取り組んでいる行政や民間の団体や個人の方々を強い絆で繋いでしまうという…『PCR(Pacific Cycling Road: 太平洋岸自転車道)を繋いじゃえプロジェクト』を遂行中なのです。
くしくも本日の静岡県議会文化観光委員会で、このPCR(※コロナの検査とは関係ありません!ww)の持つ、とてつもない魅力と将来性を力説し、アフターコロナの国内外からの誘客と観光産業への多大な効果を訴えた自称〝自転車族議員〟の私にも、旧知のサポートメンバーを通じてお声が掛かったというワケです。
2人が1487kmの壮大な行程を一気に体感しながら…内外からのサイクリストが、何を楽しみ、何にお金を落とし、どこで遊んで、何を食べ、どこに泊まってくれるのか? を把握して、官民連携の最高の自転車道を作り上げていくという重大で意義のあるプロジェクトです。
夕暮れ迫る御前崎市で、趣旨に賛同して協力してくれた御前崎市役所や観光協会のみなさんから大歓迎を受けた2人は、万全の感染防止対策が施された岬の突端の民宿『聖火』(=五輪イヤーにぴったり!!)の絶品の磯料理をノンアルコールで堪能し、明日の英気を養っていました。
「全部を実際に走らなければ、このルート全体の魅力や課題は見えてきません。とにかく走って各地の仲間とこの思いを共有したい。この最高の道に世界中から自転車乗りを呼び込みたいんです」とゴンザさんは熱弁。「サイクリストの感想や需要を見える化し、いずれ世界遺産になるような素晴らしいサイクリングロードに磨き上げたいんです」と西林さんも、思いの丈を語ってくれました。
このプロジェクトの詳細は…⇒こちら!! です!(*^^)v