ほろ苦のクラブハウスデビュー
今朝は6時に起きて、7時30分から生まれて初めて「Clubhouse(クラブハウス)」に出演しました。
一昨日に、説明抜きで予告はしましたが…「何のこっちゃ?」「ゴルフにでも行ったのか?」と思われる方も多いかと思います。クラブハウスとは…2019年に米国企業が開発した音声SNSアプリです。
「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」をコンセプトに、友人や見知らぬ人とラジオのような会話を楽しんだり、気軽に飛び入りで参加したりができるサービスです。アプリには、多様なトピックに関する会話、トークショー、音楽、ネットワーキング、デート、パフォーマンス、政治的な議論など、様々なクラブやバーチャルルームが用意されています。
つまり、同じ趣味や話題を共有する人たちが、自由なネット空間で一堂に会し、ラジオ番組のように意見を言い合ったり、チャットを楽しんだりする楽しいSNSです。当初はiPhoneユーザーしか参加できなかった上に、会員の招待がないと新規加入ができない制度だったので、私は蚊帳の外だったのですが…ここにきて、android版のアプリも登場し、招待制も廃止となったことで、主宰者の西原さんからのお誘いに快諾したというわけです。
今回のテーマは「リニア中央新幹線トンネル工事と大井川の水問題」ということで…この2年近く、必死に情報を集め、知見を深め、JR東海と静岡県の双方に忌憚ない意見と質問を投げかけてきた下流域選出の県議として、披歴したい話は山ほどありました。
しかしながら、タイミングの悪いことに静岡県に初めて、コロナの「まん延防止等重点措置」が適用された翌朝だったことで、冒頭から島田、牧之原、掛川、菊川の4市長による各市の対応状況の解説から番組がスタート。続いて、先の6月議会において自民改革会議の会派の代表質問で、この件を知事に問いかけた藤枝選出の西原明美県議が、質問の肝となる内容を列挙しながら丁寧に説明された後に、いよいよ大トリで私の出番だったのですが…案の定、他の方々の説得力あるお話を聞いているうちに、最初に自分の言いたかった内容が重なってしまったり、ぼやけてしまったり、どうでもよくなってしまったことも出てきて(笑)…うまく喋れませんでした。
MCの西原さんから「今回の一般質問の内容に合わせた発言を…」と振られたこともあり、先日ここで紹介した「新幹線新駅に対する県の認識と今後の取組について」という質問の真意と意義について触れたのですが…直後にフォローしてくれた杉本牧之原市長以外のゲストのみなさんにはあまり響かなかったようで、そこから議論は深まりませんでした。
反省と後悔ばかりだったクラブハウスデビューですが、今回の経験を糧に次の機会にはもっと簡潔にわかりやすい、リスナーの関心を呼ぶ話し方を心がけたいと思いました。
そういえば…7月21日の一般質問の時の中継映像が、県議会ホームページにアップされました!!! ご興味、ご関心のある方は、ぜひご覧ください!!⇒こちら!!