
5月1日の牧之原市での竜巻・突風で、特産のイチゴのビニールハウス等の農業用施設に多大な被害が出たことを受け、静岡県が農業用ハウスの再建や復旧を通じて「施設園芸産地の強靭化を目的とする新たな支援制度」を創設することになりました。
これまでは、農業用ハウスの被害については、国が発動する支援制度と連動した再建支援を実施してきましたが…国の制度は「広域で甚大な被害」に限って発動されるため、今回の牧之原のケースでは支援対象とならず、適用されません。
しかし「今回は被害が局地的だったから…」という理由で、被災して施設を失った不運な農業者に、まったく支援がなされないのは、あまりにも理不尽です。
被災直後から、杉本牧之原市長や市議会、そして県議会各会派のみなさまが、さまざまなルートや方法で県に強く支援を働きかけてくださったおかげで…県は、県内の市町と協調して、国の基準に満たない小規模災害時の「被災したハウスの再建支援」への準備を進めています。
具体的には、これまで県が進めてきた「施設園芸産地の強化」の視点を踏まえ、単に原状回復させるのではなく、今後台風などの自然災害に遭っても、事業の継続が可能となるよう「災害に強いハウスへの転換を進める新たな制度」という位置づけとなります。
この制度では、国からの補助は受けず…施設の強靭化のために県と市町が、それぞれ3分の1ずつまでを負担することとします。このため、被災農業者の負担分は3分の1程度まで抑えられ、保険金や共済金での充当が認められるため、被災者の実際の負担はさらに減ります。
すでに6月末に県内35市町の担当者に、Web会議で新制度の詳細を説明。先週末には、市長会・町長会で全首長のみなさんにも、経緯と内容が説明がされています。
新制度の創設のため、ご要望、ご尽力くださったすべての関係者や県議会各会派のみなさまに、竜巻被災地の代表の県議として、心から感謝いたします。
信じられないほど迅速な対応決定は、みなさまと県の担当課のご努力のおかげです。本当に、ありがとうございました!

ウエーブプールのおかげで、懐かしい大先輩と再会しました!!(^^)/
本日12日から、牧之原市の静波海岸近くに完成した日本初の競技サーフィン用〝波の出るプール〟『静波サーフスタジアム』で、東京五輪のサーフィン日本代表3選手が調整合宿を開始したのですが…施設と練習の公開は、残念ながら報道陣限定!!(*´Д`)
なので…スポーツ紙記者時代の大先輩で、今も日刊スポーツでバリバリご活躍中の荻島弘一さん(61)が、6年ぶりに東京から「サーフィンの取材で牧之原に来ている」と聞き、スタジアムの外で待ち受けて、取材しました!(笑)
6年前の来牧の記事は…⇒こちら!!
Jリーグ開幕前年の1992年2月入社の私は、それまでたった1人だけのサッカー担当記者だった荻島さんの下で、記者のいろはを学びました。取材方法、原稿の書き方、選手との付き合い方…すべてを教えていただいた大恩人です。
「いや~! 本当にウエーブプールができちゃったね? 前回来た後、大石から情報と写真もらって記事にした時は、半信半疑だったけど…素晴らしい施設で感動したよ」と興奮の面持ちで話してくれました。
記者時代は、おごってもらったことしかなかったので、スタジアム脇の居酒屋『網笑』で、ランチをご馳走しました。豪華な刺身定食が、このボリュームでたったの1000円!! うわースゲえ~! やっぱ、牧之原っていいところだなあ~!」と先輩は大喜び!(*'ω'*)
また1人、牧之原ファンを獲得しました!(^^♪
お友だちのみなさ~ん! 明日の日刊スポーツをお楽しみに!! コンビニで売ってます。(^^♪
※写真の記事は、今日の静岡新聞の夕刊の1面です。