
時おり大粒の雨が降るゴールデンウィーク初日、地元の服織田神社で『昭和祭(兼新型コロナウイルス鎮静祈願祭)が、厳かに催行されました。
今年は昭和で言えば96年。。自分が物心ついてから、青春を謳歌し、社会人になるまで生きていた、まさしく「古き良き時代」に思いを馳せながら…今や国難と言うべき令和の世の疫病の終息を心から祈りました。

牧之原市の誇る〝建設鳶(とび)工〟野ケ本明さん(76=株式会社明建会長)が、令和3年春の黄綬褒章(卓越技能)を受章されたと知り、牧之原市女神の会社兼ご自宅に伺ってきました!!(^^♪
一昨年秋には「卓越した技能を持ち、その道で第一人者・模範と衆人の認める技能者」を厚生労働省が選定し、表彰する『令和元年度 卓越した技能者(=現代の名工)』にも選ばれた野ケ本さんは今回、内閣府から全国で205人、静岡県では3人だけの褒章受章者に選ばれました。
20歳で鳶工となり、地元はもちろん全県、全国、世界を舞台に活躍。数々の大型機械の設置作業を、鳶で培った「曳き家」の技を用いて指揮したり、独自に新工法の手順書や工程表を作成し、建設現場での工期短縮やコスト低減にも多大な実績を残されたことが、評価されました。
また、県鳶工業連合会の会長時代には、若年技能者のための勉強会を定期的に開催したり、中国や米国など世界各地に長期間指導に赴き、現地の作業員に機械設置作業のノウハウを伝授するなど、国内外を問わず後進の育成に心血を注いでこられた普及活動も受章に繋がりました。
「本当に信じられません! 長年、私を支えてくださったすべてのみなさまのおかげです。業界を代表していただいたものだと実感しています。次世代の職人の励みになれればうれしいです」と満面の笑みで、至福の喜びを?みしめていらっしゃいました。