
今朝の静岡新聞の1面を見て、びっくり仰天しました!!
昨日、川勝平太知事(72)が4選出馬を正式表明した静岡県知事選(6月3日告示、20日投開票)で…「自民党県連が県選出の参議院議員で、国土交通副大臣岩井茂樹氏(52)の擁立に向け最終調整に入った」というスクープ記事が出ていました。
地元テレビ各局のお昼以降のニュースでも、同様の内容の後追い報道に加え、岩井議員自身も「立候補に意欲を見せている」「13日に、県内の国会議員に意思を伝えた」という追加情報も流れました。本日中の正式表明はありませんでしたが…このまま、まとまる可能性が高いと思われます。
現在2期目の岩井議員は、2010年の初当選前から私もよく存じていますし、現在も何かにつけ大変お世話になっています。52歳の若さに加え、抜群の行動力、実行力に発信力も兼ね備えた自民党のホープです。
ただし…現在の菅内閣で『国土交通副大臣』を務めていることから、今回ばかりは、自動的に…今の静岡県にとって、コロナ対策と並んでもっとも注目されているリニア中央新幹線静岡工区を巡る「自民党と国土交通省、そしてJR東海の期待を一身に背負っての出馬」というレッテルが貼られ、課題山積で争点満載のはずの知事選の話題が「大井川の水と環境問題」一色に染まってしまうということを、私はとても危惧しています。
これまで私が、何回も繰り返し詳しく指摘してきたように、リニア問題に対して川勝県政の展開している論理や主張、戦略には、あちこちに看過できない矛盾や建前論、そして正論に見える〝ご都合主義〟が散見されます。
岩井議員や自民党県連は、それらをしっかり整理して、分かりやすく県民や国民に説明し、理解してもらう努力を尽くさなければ…この問題の本質は、絶対に県内には浸透しないし…「命の水を守り抜く!」という明快な〝錦の御旗〟を掲げる川勝知事の牙城を崩すことは、至難の業でしょう。
明日以降の動きが注目です。

令和3年度『牧之原市商工会女性部 第14回通常総会』に、ご招待いただきました。ありがとうございました!
コロナ禍で、ありとあらゆる『総会』や『例会』の類が中止や規模縮小で『来賓なし』となる中、チャレンジ精神あふれる牧之原市の商工業を支える商工会女性部のみなさまの総会に呼んでいただき、うれしかったです。うれしすぎてつい、ご挨拶が長くなってしまい(笑)すみませんでした
総会後には、静岡産業大学総合研究所客員研究員の中村羊一郎先生による『静岡茶の歴史と茶業戦略』という、とても興味深い基調講演を拝聴しました。