前人未到の県2冠
静岡県が主催した令和2年度『土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール』で、牧之原市立榛原中学校3年の落合陽菜(ひな)さんが、最優秀賞である『静岡県知事賞』を受賞しました!(^^)/
このコンクールは国と県が、次世代を担う小中学生に、土砂災害及び、その防止について理解と関心を深めてもらうため、1984年(昭59)から開催されているものです。
落合さんは、昨秋にやはり県が主催した『薬物乱用防止ポスター・標語コンテスト』でも最優秀賞を獲得しています! なので、ワタシは興奮しながら担当者に「これはスゴい! ダブル受賞なんて、前代未聞ですよね?(^_-)-☆」と尋ねたら…「えっ!? そうなんですか? 私たちは全然知りませんでした!(;^ω^)」。
図らずも、全然違う選考過程の末に選出された落合さんの作品の素晴らしさ(…と、横のつながりの希薄な縦割り行政の実態?ww)が、明らかになりました!(笑)
というわけで…未確認ながらも前人未到の県2冠を成し遂げた落合さんは「自分でも信じられません! 美術部の先生が提示してくれたコンクールを選んで応募しただけなんです。テーマに合うイメージを膨らませて描きました」とうれしそうに話してくれました。
小学生のころから絵を描くのは大好きですが…「これまでは市の作品展で表彰されたぐらいだったので、びっくりです。本当にうれしいです。励みになります。これからも、絵と勉強を両立できるように頑張ります!」と声を弾ませました。
4月からは地元の榛原高校の理数科に進むそうです。
静岡県交通基盤部・長縄知行部長の話 静岡県は、富士山や南アルプス、天城山をはじめ、多くの山々が豊かな緑を育み、清らかな河川が数多く流れています。その一方で、美しい自然は、時として大きな破壊力で災害を発生させ、尊い命や大切な家屋や田畑を一瞬にして奪い去る危険性も持っています。みなさんの素晴らしい作品は、静岡県のホームページやパンフレットに掲載させていただくほか、土砂災害防止月間の6月には、県庁内に展示したり、静岡市の青葉シンボルロードでの砂防フェスティバルで多くの県民に見ていただく予定です。
☆第37回 令和2年度土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール☆
【入賞者】
<静岡県知事賞>
中学生絵画 牧之原市立榛原中3年 落合陽菜(ひな)
<静岡県交通基盤部長賞>
中学生作文 富士宮一中2年 望月咲希(さき)
<全国治水砂防協会静岡県支部長賞>
中学生作文 静岡市立清水小島中2年 増田浩志(ひろし)
中学生作文 浜松市立富塚中2年 水野心(しん)
中学生絵画 浜松市立三方原中1年 前嶋こころ
小学生絵画 森町立森小4年 三戸琉花(みと・るか)