
ポカポカ陽気で…我が家の庭の河津桜が、一気に見ごろになりました!!
四季折々に花の咲く木を植えてくれた、亡き母に感謝、感謝です!(*'ω'*)

昨夜のことですが…榛南ライオンズクラブの『第1220回2月第1例会』が、牧之原市のうおともで開催されました。今回は、私が今年度の委員長を務めるMC・L情報・IT委員会が担当でした。
メーンイベントのゲストスピーチで、NPO法人POPOLO事務局長兼NPO法人フードバンクふじのくに事務局次長の鈴木和樹さん(39)が『フードバンクがつなぐ食によるセーフティーネット』という講演を行ってくださいました。
今や県内の全35市町、そして日本全国をカバーする生活困窮者・世帯や貧困児童の食料支援・救済目的NPOの第一人者として大活躍し、先週はNHKのクローズアップ現代+でも特集された鈴木さんは、東日本大震災の起こった10年前からの2年間、私が勤務していた静岡市の番町市民活動センター時代の年下の先輩です。
自身も幼少期に生活保護受給世帯で育った経験を基に、2007年から生活困窮者の救済と支援をライフワークとして取り組んでいるナイスガイです。
「品質には問題がないのに、印刷や包装のミス等で売り物にならない食品を集め、食事に困っている人や福祉施設等に配布する」というフードバンク事業は、コロナ禍の今、昨年の約2倍、月間450件もの支援依頼への対応で、多忙を極めているそうです。
従来の高齢者や独り暮らし世帯だけでなく、コロナ禍で生活苦に直面した子育て世代やひとり親家庭からのSOSに追われている現状を熱心に解説してくださいました。
そして、彼の尽力で、日本のライオンズクラブで静岡県が初めてという…県内全クラブ(76カ所)が合同で実施している『ライオンズ・フードドライブ』の取り組みと実績、牧之原市の担当課が先導する市役所やスーパーマーケットでのフードバンク活動に関する説明と感謝も加えてくださいました。
かつては政治家を目指し、今はテレビ出演や講演活動で鍛え上げた抜群の話術と説得力で、あっという間に持ち時間の30分が終わった感じで、目を見開いて何度もうなずいたり、熱心にメモを取っていた榛南ライオンたちから盛大な拍手が沸き起こりました。
その後のテールツイスタータイムでは、通常の例会を大きく上回る6万3000円ものドネーションが集まり、その全額が鈴木さんに寄贈されました。
これには、鈴木さんも感動の面持ちで…「ありがとうございます! せめてものお礼です」と…提携しているスーパーで売れ残ったジャガイモやニンジンをゆでてレトルトパックに詰めて、貧困家庭に配っているというアイディア商品『そのまま野菜』をわれわれにくださいました。
フードバンク事業やボランティアにご興味、ご関心のある方…「お腹を空かせている人を助けたいけど、やり方がわからない」「大量の在庫や売れ残りを抱えて困っている」方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください!! すぐに、鈴木さんにつなげます! ご紹介します!(^^)/