菊川市の市長選挙
17日(日)告示の菊川市長選挙に立候補を予定している長谷川寛彦さん(59)の後援会事務所に伺いました。隣接市の県議会議員として、選挙の時のニュース映像でおなじみの「為書(ためがき)」を届けにいきました。
本日は、告示前最後の平日とあって、支援を受けている団体や企業等への挨拶回りに大忙しで、直接お会いすることはできませんでしたが…後から携帯にお礼のお電話をいただき、いろいろなお話をすることができました。
菊川市生まれの長谷川さんは、県の税務課長、交通基盤部理事などを歴任し、2018年に天竜浜名湖鉄道社長に就任。昨年末に惜しまれつつ退任するまでの2年間、得意のSNSを駆使した積極的な広報戦略で全国に情報発信を続け、多くの観光客やヒット商品を獲得した実績を誇る名物社長でした。
菊川市では、現職の太田順一市長(70)が、4期務めた今期限りでの退任を表明。地元政財界や農業団体などの各界の有志が、こぞって後任に長谷川氏を推薦。「鉄道会社の社長として、サラリーマン人生を全うするつもりだった」長谷川氏も「35年間の行政経験と会社社長として培った改革魂で、大きな可能性を秘めた故郷・菊川市のために働きたい」と出馬を決断したそうです。
実績も人柄も申し分のない方なので、主要政党も続々と推薦を決めて盤石の体制を築いています。告示も目前に、他に立候補の動きはなく、議員経験もない新人候補ながら…すでに〝無投票当選〟が確実視されているのです。毎回毎回、神経をすり減らし、寿命の縮まる思いで選挙選を戦っている私からしたら…なんとも羨ましくも恵まれた環境です。
しかし、当の本人には、おごりも余裕も油断もありませんでした。「多くの方々からご支援、ご声援されていることには、感謝しかありません。でも、コロナ対策で人を集めての後援会活動ができず、大変でした。それに地元とはいえ、政治の世界は知らないことばかり。市内各地で、さまざまな課題や問題点を伺うたびに、自分に課せられた期待と責任の重さを痛感しています」と緊張気味に話してくださいました。
多くの方々から請われて首長に就任するということは「政治家冥利に尽きる幸せ」だろうと想います。。しかし、その一方で「支えてくださる人々をがっかりさせるわけにはいかない!」というプレッシャーも、計り知れないだろうな? と同情しました! 少しだけ…(笑)
今から長谷川新市長のご健闘、ご活躍を祈念いたします!(*'ω'*)