
10年前の東日本大震災の年から2年間、私が職員としてお世話になったNPO法人静岡県ボランティア協会が4日、県内の中高生がビニール袋で作った手作りの「医療用ガウン」500着を牧之原市の榛原総合病院に寄贈しました。
同協会が毎年、夏休みの時期にボランティアに興味を持つ学生を対象に実施している「サマーショートボランティア」は、コロナ禍の昨年は福祉施設等での活動が中止となってしまいました。
その代わりにと…約1000人の生徒さんたちに、90㍑と45㍑のビニール袋を組み合わせた即席ガウンの作り方を伝授。生徒1人が10着ずつ、医療従事者のみなさんへのメッセージを添えて作成したガウン50人分を、同協会の鳥羽茂常務が届けてくださいました。
榛原総合病院では、年末からクラスターが発生したこともあり、感染防止用の医療用品不足が深刻です。「大変助かります。県内の中高生の善意がうれしいです」と関正之事務長が、喜んでくださいました。
仕事始めの日の午後で公務多忙の中、病院の管理者である牧之原市の杉本基久雄市長も、わざわざ駆けつけてくださいました。ありがとうございました!

本日の夕方のことです。この三が日に、我が家に年始に来てくださった市内のある会社まで、お礼のご挨拶に伺いました。来訪いただいた時に、留守だったので…。
入口の古びた扉を開けて階段を上り、2階の一番奥の事務所に行ったら室内は無人でした。名刺を出して一言書き添えて、受付に置いて帰ろうとしたら…1階の扉をガチャガチャする音が…。
「よかった! 会社の人が帰ってきた!!(^^)/」と思いながら、泥棒だと怪しまれないようにww 階段をゆっくりと降りて、扉の前まで戻ったら…誰もいません!(;^ω^)
な、な、なんと…扉は外から施錠されていたのです!! 慌てて、大声を出しましたが…もう人はいません。そして…昭和の佇まいを色濃く残す古い扉は、内側からは開けられない構造だったのです!?((+_+))
すでに新年の夕日が西に傾き、日没は目前です。暖房の切れている建物の中で、顔面蒼白になりながらスマホで会社の電話番号を検索し、急いで電話をしたのですが…案の定、2階の事務所の電話が鳴り出しました!(笑)
会社の社長さんや従業員さんの携帯番号も知らず、途方に暮れるばかり。。明日の朝までの、監禁状態も覚悟したその時…
30分前に榛原病院へのガウン贈呈の件を伝えようと一報した時に出られなかった杉本市長から、折り返しの電話が来たのです! うれしさを押し殺して「し、市長~! 良い話と緊急の話があるんですが、どちらの話から聞きたいですか?」と問いかけました。
「何だ? 何だ? 何があっただ?」と驚く市長に、まずは自分の置かれている状況を説明し、救出をお願いしたわけです。
果たして15分後、市長からの連絡を受けた会社の人が、駆け付けてくださったのです。私は餓死も凍死もすることなく、無事に救出されました!( *´艸`)
本年2本目の〝すべらない話〟でした。めでたしめでたし!!