
今朝の中日新聞の県内版に、昨日の私の一般質問での知事の答弁が、大きく掲載されていました。
知事が論文の締めの部分の断定的な表現を訂正し…「ルート変更ありきではない。水や自然環境への影響を回避、低減すれば、ルート変更は必要ない」という修正答弁を引き出したことはよかったと思います。
来週の危機管理くらし環境委員会でも、引き続きこの問題が議題に上がると思いますので、さらに分かりやすく踏み込んだ内容を考え、新聞各紙に取り上げてもらえる県民にとって意味のある質疑にしたいと思っています。
【伊丹雅治(44=自民改革会議)】
1 パラレルキャリアによる職員の能力向上について
2 静岡県耐震改修促進計画の次期計画の策定について
3 静岡県立工科短期大学校における人材育成の方向性について
4 AOIプロジェクトの成果の社会実装について
5 子供の学力の伸びをはかる新たな学力調査について
6 新型コロナウイルス感染症の影響下における労働委員会の現状と今後の取組に
ついて
【中田次城(55=自民改革会議)】
1 観光振興の取組について
(1)伊豆半島の世界ジオパーク再認定の取組
(2)教育旅行の誘致促進
2 漁業法改正に伴う資源管理体制の在り方について
3 伊東市八幡野におけるメガソーラー事業計画の工事着手時期に係る認識につい
て
4 道路インフラにおける長寿命化の取組について
5 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐ取組について
【佐野愛子(64=ふじのくに県民クラブ)】
1 新型コロナウイルス感染症等に対応した新しい価値観に基づくふじのくにづく
りについて
(1)真の地方創生に根ざした新ビジョン
(2)実効あるBCP策定の推進
(3)男女共同参画基本計画策定に向けて
(4)女性への支援
o 女性の自殺を防ぐ取組
2 リニア中央新幹線工事に対する住民理解の促進について
3 気候変動に対応した病害虫対策について
4 教育行政について
(1)新しい県立中央図書館のあり方
(2)少人数学級の推進
(3)教育職人材バンクの設立
【土屋源由(63=自民改革会議)】
1 伊豆の道路環境について
(1)伊豆中央道と修善寺道路へのネットワーク型ETC設置
(2)伊豆湘南道路と関連道路の整備
2 静岡がんセンターの地域への役割について
3 知事の多選について

本日の一般質問終了から1時間後の17時から、牧之原市の杉本市長に同行して、牧之原市が管理している地頭方漁港防潮堤整備に伴う県予算の確保を交通基盤部長に行いました。
国の『防災・減災、国土強靱化のための3カ年緊急対策』の事実上の継続に伴い、牧之原市が来年度に予算計上する地頭方港の防潮堤整備事業1億5000万円のうち、県の負担分40%(6000万円)を「満額支給してほしい」という要望です。
コロナ禍のため、県はほとんどの事業の見直しを進めていて、ほぼ一律に予算を8割程度まで圧縮する方針だからです。
県職員の終業時間後にアポを入れて押しかけて、鬼気迫る表情で「国も国交省も、防災のための予算は削らないって言っているじゃないか!」「コロナ対策ももちろん重要だが、津波から市民の命を守る事業の停滞は許されない!」と熱く訴える杉本市長の責任感と行動力に感心しました。
この先、少しでも牧之原市の主張と熱意が形になるように…私もまずは事態を見守りつつ、粘り強く当局に働きかけを続けていきたいと思います。