吉田→県庁→牧之原→…?
今日は朝一番で、県議会9月議会で承認された牧之原市と吉田町の境を流れる二級河川坂口谷川の「河口水門工事」の現場を、工事関係者にお願いして視察させていただきました。
これから始まる吉田町側の「左岸本体&扉体」の工事に向けて、大きな課題や問題点を把握することができました。地域住民や自治体の長年の悲願が、最善の形で実現するように、今後も小さな目を光らせ、県や事業者に意見・要望を続けます。
午後からは、『御前崎奥大井連絡道路整備促進期成同盟会』(会長:染谷絹代島田市長)の顧問として、県の交通基盤部と県議会正副議長への要望活動に同行しました。
この期成同盟会は、重要港湾の御前崎港から東名相良牧之原インター、新東名島田金谷インターを経て、榛北の奥大井県立自然公園まで、静岡県中央部を縦貫する重要な南北軸道路です。
区間全域の完全整備により、御前崎港・東名高速道路・富士山静岡空港・国道1号・新東名高速道路・奥大井がスムーズに連結され、静岡県の経済や産業、観光を支える『陸・海・空』の交通ネットワークが完成し、地域連携や企業活動の活性化が期待されるとともに、大規模災害時には避難路としても活用されます。
地域を代表する5人の県議の1人として、本路線整備の早期実現に向け、全力を尽くします。12月8日(火)の12月議会での一般質問でも、この件を取り上げさせていただきます。
夜には、富士山静岡空港の地元住民が、長年完成を待ち望んでいる空港整備アクセス道路『県道吉田大東線』の『南原工区』の事業説明会に、地元県議として出席しました。
もともと2009年6月の空港開港前からの地域との約束でしたが…諸般の事情で、着工が延び延びになっていました。しかし、昨年、島田市側の本線にかかる用地買収が完了するなど大きく前進し、今年度はついに工事が着工しました!
牧之原市側も、建設工事に向けた構造物等の設計(農道付替、軟弱地盤対策等)の発注が決まり、県の島田土木と牧之原市役所の担当者が、現状と工事の概要、今後の見通しを役員や地権者のみなさまにご説明しました。
コロナ禍の下でも、予定通りに説明会を実施してくださった関係各位に感謝すると同時に…これからも、地元首長や議会関係者、政財界の方々で組織する『富士山静岡空港アクセス道路等建設促進期成同盟会』の〝切り込み隊長〟として、亡き父がやり残した宿題を1つ1つ着実に実現させるため、頑張ります。