仁王さまと私のカラオケの腕
<仁王さまの写真は最明寺の実物です。友人のK君にもらいました>
今朝の読み聞かせボランティアでは『仁王さまの腕』という地域の昔話を読みました。
大雨で勝間田川が氾濫した秋の日に、仁田村の住民が拾った木の『腕』が…上流の勝間田村の最明寺の山門に立っている仁王さまの木像の右腕だったという話でした。
夜な夜な村に出没して悪さをしていた山賊たちを仁王さまが退治した時に、抵抗されて刀で切り落されてしまった腕だったのです。
少し驚いた顔の6年1組のみんなに「おじさんも、勝間田川の氾濫や悪いことをする人のない、安心で安全な牧之原市になるように頑張ります」と笑顔で約束しました。
でも、あんまり反応がなかったのでww「今朝の新聞の折り込みに、おじさんの仕事の内容が書いてあるから、家に帰ってから探して見てね!」と続けたのですが…。
ふと気になって、みんなに尋ねると…今は家で新聞をとっている御家庭は、クラスの半分ぐらいでした。。
これからの世代は、ネットでしかニュースや情報に接しなかったり、匿名や偏りや自分が興味のあるSNS上の話題ばかりを読むことになっていくのでしょう。。
こんな時代だからこそ、読み聞かせは大事だし、自分の考えや活動を、自分の言葉(…と写真)で発信し続けることも大事だと…私は思っています。
帰宅してシャワーを浴びてから…牧之原市と吉田町のすべての区の公民館やコミュニティセンター等に、今朝の新聞に折り込んだ「議会報告」を届けました。
相良方面の公民館は無人で施錠されていたところが多かったのですが…入口が開け放たれ、歌声が聞こえた某公民館のホールを覗いたら…年配の女性4人のカラオケグループでした。
「あら、もしかして大石さん!?」「今日は事務員さんはいないだけえが、御用はなんですか?」と歌を中断して、話しかけてくださいました。
事情を話して、十数部置いてメッセージを書いて、失礼しようとしたら…「まさか、歌わないで帰るつもりじゃないらね??」「歌ってくださいなー!」
「は、はい! 歌わせていただきます!(*'ω'*) でも、ボクが知ってる歌があるかなあ??」とカラオケの機材の横の棚を見ると…中身はなんと〝レーザーディスク・カラオケ〟でした。
パッと見て、梅沢富美男の「夢芝居」に決めました。。飲みの席とは違い、こういう時の選曲は、ワタシ早いです!昔の歌しか知らなくてよかったです。でも、そうしたら…「さすがだね? そんな新しい歌、ワタシら知らんで!」と褒められて? ズッコケました!!(*´Д`)
苦笑いしながら、巨大なディスクを機械に入れて、トラックナンバーを打ち込んだら、流れてきたのは全然知らない曲のイントロ…((+_+))
ディスクが裏面でした!! みなさん、ご存じでしたか? レーザーディスクって、レコードと同じようにA面とB面があるんですよ!!( ゚Д゚)
私が貧乏だった10代から20代前半に普及していたので、これまで自分では直接触ったことがなく、生まれて初めての経験でした。
というわけで…かなり手こずりましたが…みなさまのご期待にお応えし、マスクをしたまま何とかオンステージを成功させることができました。
長生きとチャレンジはしてみるものです!(*'ω'*)b