
県議会の12月定例会の一般質問の中で、県立高校の再編計画に絡んだ質問も行います。
静岡県では、コロナ禍で今後確実な財源不足に対応して、6つの『県立施設の整備計画の見直し』を公表していますが…「県立学校等の長寿命化(老朽校舎建替)」もその1つに入っています。
県の資料を基にしたマスコミ報道では「校舎建替えは将来の県立高校のあり方を踏まえるため、令和11年からの第4次高校長期計画を前倒して検討・策定する」とされ「同計画策定までの間、新規建替えの着手を年間5棟から4棟に減らす」と報じられ、各地で物議を醸しています。今も県全体で93棟の建替えが必要とされているからです。
おりしも県教育委員会が4日発表した県内公立高校90校の『令和3年度生徒募集計画』では、本年度より28学級、1120人もの大量の定員減となりました。もはや県立高校の再編は、時代の流れなのです。
少子化と人口減少が進む静岡県にあって、県の描くこれからの県立高校のあるべき姿、特に私学のない地域の県立高校の〝生き残り策〟と県の協力や支援の内容について、前向きで夢のある答弁をいただくべく、本日は担当部課と膝を突き合わせて話し合いました。