
本日10月29日から11月11日まで、静岡県県議会の決算特別委員会が開催されます。
加えて私は、12月の定例会で一般質問を行うので、このところ連日、いろんな打ち合わせが重なって、頭が混乱しています。。((+_+))

北朝鮮の拉致問題を記録した2006年製作のドキュメンタリー映画『めぐみー引き裂かれた家族の30年』を、静岡県議会北朝鮮拉致問題早期解決促進議員連盟の一員として観ました。
1977年(昭52)11月15日、北朝鮮の工作員に拉致された当時13歳の横田めぐみさんのご家族や家族会のみなさんの筆舌に尽くし難い苦悩と、終わることのない救出活動の姿を真正面から取り上げた、意義深い貴重な記録映画でした。
監督や製作者が米国人ということもあり、与党にも野党にも忖度することなく…遅々として実現しない解決と家族のつらい心境の吐露を、時系列に沿って淡々と紹介する表現方法に好感を持ちました。
今年で拉致されてから43年、北朝鮮が拉致を認めてから18年たっためぐみさんのご尊父・滋さんは、愛娘との再会を果たすことなく、この6月に87歳でご逝去されました。
ただただ重苦しく、悲しい映画を見終わって…切なさとやり場のない怒りだけが残りました。
コロナ対策で1つ空けた隣の席に座っていた仲のよい同期のM県議が、ポツリと言いました。
「北朝鮮て、本当にひどい国ですよね? でも、僕たちは今、何ができるんですかね?」。同感です。私も、自分の無力さを痛感しています。