よしだキャッツの譲渡会
吉田町で野良猫・地域猫の保護活動を行っているボランティア団体『よしだキャッツ』の子猫の譲渡会に、伺いました!
ご覧の通りの超絶カワユイ美猫ぞろい!! 本日は、1匹がトライアルでもらわれていきました。
来週も再来週もずっとずっと…毎週土曜日の13~15時に、吉田町のカネハチ片岡店の第3駐車場で開催しています。。これって、ちょっと信じられないほど凄いことだとは思いませんか? 商売ではなく、ボランティアで毎週末の決まった時間(2時間)に、ずっと続けていらっしゃるんですよ!?
残念ながら、牧之原市には、よしだキャッツのような団体がありません。。個人で、捨て猫や野良猫を保護してくださったり、去勢・避妊手術を受けさてくださっている方はいらっしゃいますが…金銭的にも精神的にも大変な負担になっているということを聞いています。
吉田町は、よしだキャッツに昨年までは年間300万円、今年度は150万円を助成しています。オスは1万円、メスは2万円を上限に全額補助されるこのお金で、『TNR』(Trap(捕獲)→Neuter(不妊・去勢手術)→Return(元の場所に戻す)活動を行っています。そのおかげで、吉田町では過去5年間で実に1000匹の猫が手術を受けることができました。
保護団体のない牧之原市では、個人の方が野良猫や地域猫を捕獲して持ち込んだ動物病院の獣医師さんに対して、去勢・避妊手術代の「6割または雄1万円、雌5000円のいずれか少ない額」を補助するルールになっています。自分の飼い猫でないネコを自分で捕まえて、手術費用の4割を自腹で負担する篤志家の市民を…見つけ出す方が困難です。
私の地元の静波区では、海岸や公園に多くの野良猫が集結し、繁殖し、悪臭や糞などで地域住民から苦情が続出しています。隣町のよしだキャッツに、捕獲や引き取り、手術を依頼する方も増えてきました。お腹を空かせている猫たちがかわいそうと、遠くからエサをあげにやってくる市民もいます。。自治体によって対応が違っているこの問題は、このまま放置してよいはずがありません。
関係各位が連携して、真剣に考えて、対処していかなければならない時期に来ています。私も先日、県の健康福祉部の担当課に現状を報告し、県としての見解と対処方針を問い合わせました。県が市町を指導して、可能であれば財政的支援も行って…これ以上、この地域に不幸でかわいそうな猫たちが増えないように、解決策を模索したいと思っています。
ただ、とりあえずは今が大切です!! 猫好きのみなさん! どうかこの子たちの里親になってあげてください! ご協力をお願いいたします!
よしだキャッツの活動は、公式ブログで…⇒こちら!!
毎年この時期になると、突然地表から現れて庭を真っ赤に染め上げる彼岸花。
両親からの「叱咤激励なんだ!」と思うようにしています。