令和2年9月定例会開会
本日、静岡県議会令和2年9月定例会が、始まりました! 10月12日までの26日間の会期で開催されます。
今回も新型コロナ対策事業の補正予算等を盛り込んだ知事提出議案(第103号~132号)や報告(第24号~34号)、そして令和元年度の一般会計、特別会計、公営企業の決算書と各種資料が議席の前に積まれていて…御覧の通りの膨大なボリュームでした!( ゚Д゚)
持ち帰り用の頑丈な手提げ袋付きです!(*^^)v
本年度の一般会計に28億円を追加する9月補正予算案では、新型コロナウイルス感染症対策や新しい生活様式に対応する経費54億円が計上された一方で、コロナ禍で中止や延期した事業の見直しなどで26億円が減額されました。歳入では、7月末時点で減収が確実となった167億円が減額されました。
また、国の地方創生臨時交付金を活用して、残額が238億円の財政調整用基金は、当初予定していた80億8400万円の取り崩しを中止することになりました。県税と地方譲与税は167億円を減額し、財源の不足分は県債の発行や事業見直しの捻出分で補?します。
コロナ対策では…クラスター(感染者集団)発生時のPCR検査体制拡充やNPO法人の事業継続に向けた応援金の支給等に42億2900万円。「新しい生活様式」への対応として、テレワーク促進のための住宅改修支援や在宅避難のための住宅耐震補強の支援。川勝知事自ら『山の洲(くに)』と名付けた4県(静岡、山梨、長野、新潟)の連携による県産品消費拡大等に11億9500万円を投じることになりました。
これにより、一般会計総額は1兆3952億5400万円。コロナウイルス感染症関連の予算措置は、2月定例会以降の5回の補正で総額1188億円となりました。
休会後の午後からは『令和2年度 第1回 議員研修会』に参加しました。今回の演題は『議員の権限、不規則・不穏当発言等について』でした。
明治大学政治経済学部講師の廣瀬和彦氏が、全国の地方議会で繰り広げられてきた数々の〝舌禍騒動〟の紹介と検証を通じて、現代の政治家に求められる倫理感や法的知識、そして対処方法等の有意義な情報をユーモアを交え、分かりやすく解説してくださいました。
軽佻浮薄な言動で、何度も失敗を繰り返してきた私にとっては、とても切実でタメになる講演でした! 今日の研修内容を胸に刻み…これからはどんな時でも、より慎重で丁寧な物言いを心がけます!!(*'ω'*)