信念と矜持を胸に行動
昨日の9月定例会の議案説明の際に、解説いただいた静岡県が新設・改修する施設の整備計画の〝見直し〟のニュースが、さっそく今朝の地元紙に掲載されていました。
9月議会の議案の内容と違って、こちらは当局から「情報解禁日時」が定められていませんでしたので…少し、補足して私なりに解説してみます。
①施設整備計画の見直しの目的
新型コロナウイルス感染症対策と社会経済活動の再開に向け、国から交付金等の財源措置はあるものの、企業の生産活動や消費の落ち込みによる県税収入の減少は避けられず、今後は大幅な財源不足が発生する恐れがあります。
同時に、新型コロナウイルス感染症は、事業の前提である社会経済状況や県民の意識や生活様式に大きな変化をもたらしつつあり、改めて事業の目的や手法を見直す必要が生じています。
②対象施設
〇動物管理指導センター
〇農林技術研究所茶業センター
〇温水利用センター
〇遠州灘海浜公園(篠原地区野球場)
〇県立中央図書館
〇県立学校等長寿命化(老朽校舎建替え)
③見直し・点検項目
〇施設の必要性
〇施設の機能
〇施設の規模
〇整備の手法
〇運営の手法
〇整備スケジュール
④今後の進め方
議会、県民、関係者等の意見を踏まえて最終決定するそうです。
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このうち、浜松市西区の遠州灘海浜公園篠原地区に整備される新野球場については、本年度中に予定されていた基本計画の策定を来年度以降に持ち越し、間隔を空けた座席配置など〝Withコロナ時代〟の生活様式を見据えた構造を再検討するそうです。
一方で、従来から川勝知事と議会各会派との軋轢の原因となってきた静岡市駿河区の県立中央図書館の新設については、本年度内に整備計画策定と並行して、高校生や大学生、専門学生を対象にした「アイディアコンペ」を行い、新しい図書館の機能を検討し直すそうです。
そんな中、私が今回の〝見直し〟に違和感と不信感を覚えるのは…牧之原市布引原地区に隣接する「農林技術研究所茶業研究センター」(菊川市)が、含まれていることです。
担当課の説明では…「老朽化のため、建替えは現計画通り、令和4年までに設計を終え、令和6年の開所を目指す」「圃(ほ)場の移転など、研究棟以外の整備の一部を後年度に行う」「施工単価の実勢を踏まえ、施設整備費を抑制する」そうですが…牧之原台地や静岡県の農業の命綱ともいえる茶業の将来を担う大事な大事な研究施設の建替えが、経費削減の見直しの対象となっていること自体が、私は納得できません。
この件につきましては、これからも状況を注視し、当直の動きを見守りながら…問題とあらば、12月に順番が回ってくる今年度の私の一般質問で、厳しく追及することも視野に入れています。
自民党静岡県連から、総裁選挙の県連票を確定させるための投票用紙が届きました。
昨日も、届いていなかったので…「おい?おい!?おい!!(-"-)」という心境でしたが、無事に届いてよかったです。(*^^*)