コロナとリニアの一大事
本日8月25日、牧之原市から、初めて新型コロナウイルス感染症の『陽性者』が確認されました。
静岡県は、2名の新規感染症患者を公表しました。県内では453、454例目となります。いずれも、県中部の感染症指定医療機関に入院されています。
新たに公表されたのは、焼津市と牧之原市の「高齢でない成人」の方で、性別の公表は望まれておりません。
現在、感染経路や濃厚接触者の調査を進めておりますが…濃厚接触者と判断された方には、最終接触後14日間の自宅待機の要請と健康観察を実施いたします。
県では今後も市や保健所と緊密に連携し、感染経路確認や感染拡大阻止のために全力を傾注いたしますので……県民、市民のみなさまには、不幸にも感染してしまった患者さんとご家族の人権の尊重と個人情報の保護に、格段のご理解とご配慮をお願いいたします。
※私は常に、重大な情報の解禁時間と守秘義務を守りつつ、正確で公共性の高い発信を心がけています。
国による『第5回リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議』が、今夜18時から約2時間、東京・霞が関の国土交通省で開催されました。
私は、リニア問題を所管する静岡県議会の『危機管理くらし環境委員会』の委員として…県の関係部局や大井川流域市町、関係省庁、そしてマスコミのみなさんと一緒に、静岡県庁の特別会議室でインターネット中継を傍聴しました。
今夜の議事は…
①大井川流域の現状及び水収支解析について
②畑薙断層帯におけるトンネルの掘り方、トンネル湧水への対応について
③今後の進め方
の3点でした。
膨大な資料を参照しての長時間の説明、そして発言者の声量と滑舌の違いで、聞き取りや理解に大変な苦労を伴いましたが…総じて、JR東海は…①トンネル工事では、大井川中下流域の地下水にはほとんど影響を与えない。②工事中に発生し、山梨県側に流れ出る湧水を静岡県側に全量戻す方法を何種類か検討したが…いずれも「極めて困難であると考えます」という、前回までの主張を繰り返しただけでした。((+_+))
もう少し詳しい説明、そして出席した委員からの意見や質疑等は、明日改めて補足します。