先人に感謝する心
今年も、牧之原市波津区主催の「遠州相良藩初代藩主・本多忠晴侯供養祭」にご招待いただきました。
本多忠晴(ただはる)は、曾祖父が「徳川四天王」の1人本多忠勝という名家の生まれ。孫の忠晴(ただはる)、忠通(ただみち)、忠如(ただゆき)の3代で、宝永3年(1706)から延享3年(1746)まで、約40年間に渡ってこの地を治め、勧農や寺社の復興を進めて領内を安定させ、相良藩政の基礎を築いたと言われています。
法要の後、相良出身で静岡市在住の郷土史研究家の秋野さんが「今日は、みなさまに歴史的スクープをお教えします!」と言って静岡市の建穂寺に伝わる『建穂寺編年』(1735年刊)という古文書のコピーを掲げ、「本田忠晴侯は、相良藩主を務めながら江戸幕府の寺社奉行として君臨していたのです。この本には『忠晴侯が年貢の減免を求める建穂寺の訴えを認めてくれださった』という感謝の言葉が書かれています」とご説明くださいました。
800年前の相良氏、そして本田家の後にこの地を収めた田沼家といい…何百年も前のお殿様の威光や偉業を忘れず、尊び、21世紀の令和の時代になってもねんごろに供養する相良のみなさまの地元愛と先人を思うお気持ちには、敬意と感謝しかございません。
供養祭後には、やはり今年も波津区の役員のみなさんとの炎天下でのグランドゴルフ大会に、参加させていただきました。
一昨日、期せずしてプレーした成果なのか? 種茂区長、水野元区長、井林代議士、杉本市長という豪華メンバーとの同組で、気合が入ったせいなのか?? 通算3回目のグラウンドゴルフで30人中、13位の好成績を残すことができました。それでも、組の中ではビリでした! レベルが高かったです。