PCR検査「陰性」でした
陰性でした!
コロナ第2波の始まっていた今月15~20日まで「県境を越え、熊本県人吉市の水害被災地に滞在していた」という理由で…昨日、自主的にPCR検査を受け、本日無事に『陰性』と判定されました。
今も静岡県より感染者が半分以下の熊本では、万全な予防対策と健康管理を心がけていましたから、当然といえば当然の結果ですが…やはり、結果を聞くまではドキドキしました。
ちなみに…昨日の検査では、事前にもらっていた説明書に「唾液を採取します」と書かれていたので油断していたら…従来通りの長い綿棒で、鼻の穴の最深部をゴリゴリされたので、痛くて痛くて涙が出ました!(笑)
ところで…以前は全国的に「4日以上の37.5℃の発熱」とか「明確な風邪に似た症状」とか「味覚や嗅覚の異常」とか「陽性者の濃厚接触者」でなければ、希望してもPCR検査を受けられない状況でしたが…
検査体制の拡充に加え、検査数を増やして「陽性者発見と早期対応を」という世論と世論の変化で、今では「他の都道府県に行った」というだけでも…医師や病院の判断で、PCR検査を認める理由の1つになっています。
ただし、私のような無症状の個人の活動(旅行)後の場合は、通常は健康保険は使えず、全額自己負担です。まあ、それはそうですね? 無症状なんですから…
この未曾有のコロナ禍で、何カ月もずっと大変なご苦労、ご努力を続けてくださっている医療関係者のみなさまに、私は心から感謝していますし、どんな形でも支援、協力を惜しまない立場ですので…自己責任の代償の2万1500円の実費負担は惜しみません。
しかし、国による『Go to トラベル』が現在も継続されている中、感染拡大中の地域に出かけられた方々が、帰宅後に「では念のため、PCR検査を受けようか?」と…飛行機代より高そうな検査代を、進んで自己負担してくれるとは思えません。
これ以上の感染拡大や経済破綻を防ぐ意味でも、PCR検査数のさらなる増加は不可欠です。コロナ封じ込めに実績を残している諸外国を見習って、国民が負担を感じず、気軽に検査を受けられるような補助金や助成金の創設、支給が必要だと痛感しました。
こうした重要な発見も、あえて単身で熊本に行ったことで実感できてよかったです! 真実も課題も、常に現場にあるのです。
…と、上記の文章をSNSに投稿したところ…東京在住の同世代の女医の友達から、以下のようなご忠告をいただきました。
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陰性は残念ながら「陽性ではない」でしかないので、陰性の証明にはなりません。念のため万が一陽性でもおかしくない生活をされ、誤解を招かない投稿にされたらと思いました。これを見て大石さんは大丈夫なんだと思われる方がいらしたらいけないと思い苦言を呈させていただきます。
また、世には陽性の方もたくさんいらっしゃります。その方々への配慮もお考えください。不意に感染されてショックな方もたくさんいらっしゃりますことをご理解ください。
みなさまにお知らせします。本日の告白は…「自分は陰性だから大丈夫です」という意図での投稿ではなく…水害の「被災地に支援に行きます」という以前の発表の流れの中で…他県での感染を心配されていた地元の方がいらっしゃったので…「帰ってから時間をおいてPCR検査を受けます」と宣言した〝約束〟を守ったというだけです。
個人的には、コロナウイルス感染症を軽く見ていませんし、過度に恐れてもおりません。現地でも現在でも、感染の怖れがあるような行動は取っていせんし、一方で不幸にも罹ってしまった方々に対する偏見や特別視は、厳に慎むべきだとも強く思っています。
どうか、私の真意をご理解のほど、よろしくお願いいたします!!