拡大する感染者と会員数
静岡県の川勝知事は本日28日、新型コロナウイルス感染症対策として県が独自に定めた6段階の感染警戒レベルを「4」に引き上げ、県民に対する県内移動を「注意(一部警戒)」から「警戒」へと厳格化しました。
全国な感染拡大の流れと同様に、静岡県でも7月に入って熱海市と浜松市でクラスターが相次いで発生しています。この1週間における「人口10万人当たりの感染者数」は県の定めた基準で〝感染まん延期〟にあたる1.9人(総勢70人)を超えています。
川勝知事は今日の会見で、県民に対し「カラオケや接待を伴う飲食店でのマスク非着用での歌唱や会話の禁止」など、感染リスクが高い行動の回避を要請。事業者に対しても店舗訪問して予防指導をすると予告、従業員やお客には政府が推奨するウイルス接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の活用を働き掛けるとしました。
とは言いながら…現時点では「市中感染は限定的とされ、ホテル・旅館や観光施設での感染は確認されていない」として、県内での各種の観光促進策は継続するということです。
全国の新型コロナウイルスの感染者は本日、大阪府で155人、愛知県で110人と、いずれも1日あたりの過去最多を記録する995人(死者3人)が確認され、これまで最多だった981人(7月23日)を上回り、過去最多を更新したそうです。
もう…どうにも止まりませんね? 本当に、困ったものです。
島田市の大井神社宮美殿で開催された『令和2年度大井川の清流を守る研究協議会』の総会に、今年も『相談役』に名を連ねる13人の県議会議員の1人として、ご招待いただきました!
2000年(平12)に、大井川流域の当時榛原郡の8町(本川根、中川根、川根、金谷、吉田、榛原、相良、御前崎)が「かけがえのない貴重な大井川の水資源を守り、後世に引き継ぐため」に結成した歴史ある協議会です。
平成の市町合併や新規加入を経て、現在は旧志太郡、小笠郡を含む5市2町(島田、牧之原、御前崎、菊川、掛川、川根本町、吉田)で構成しているのですが…
JR東海によるリニア中央新幹線の南アルプストンネル工事の着工の可否を巡る全国的な注目度アップもあり…本年度からは、新たに3市(焼津、藤枝、袋井)が準会員(=来年度から正会員に移行)として加入することが承認されました。
このところの県とJR東海、そして国土交通省との硬直した応対や議論の応酬に、深い憂慮と危機感を覚える流域市町の県議として…本日お集まりの8市2町の首長や議会のみなさまとの連携を密にして、流域住民の納得のゆく着地点の見極めに全力を尽くす覚悟を新たにしました。