近所に空港のある幸せ
午前中は地元・静波の服織田神社の『祇園祭』に参列して、未曽有のコロナパンデミックの収束と記録的な長梅雨の終結を祈念する川村宮司の祝詞を氏子総代、宮総代のみなさまと一緒に、神妙に聴き入らせていただきました。
正午前に神事が終わると、所属する榛南ライオンズクラブの事務局に立ち寄り、昨夜の初例会でメンバーが拠出した、人吉ライオンズクラブへの11万9000円の暫定的なお見舞金を受け取ってから、いったん帰宅して服を着替えてマイカーで富士山静岡空港に向かいました。
今月末までは無料の駐車場に車を置いて、ゆっくりと歩いてチェックインカウンターに行きました。13時15分発の鹿児島行きのFDAに乗りこむと…15時前には鹿児島空港に到着しました! 何という余裕たっぷりの当日移動でしょうか!? 改めて…本当に改めて、自分の街に空港があることの素晴らしさ、ありがたさを痛感しました。東京や名古屋に静岡駅から新幹線で行くよりも、何倍も簡単で、速くて快適でした。
コロナ禍のこのご時世を反映して、真新しいネイビーブルーのFDAに13号機の乗客は、私を入れても10人でしたが、2名の美しい客室乗務員はとても親切に丁寧に、接してくれました。航空会社にとっても、本当につらくて厳しい時期だと思いますが、できるだけ早期に事態が好転することを静岡県民の代表として、心から願っています。
曇り空の下の静岡空港と飛び立った機体は、ちょうど榛原地区の上空から太平洋に出ていきました。30分前まで自分いた自宅の屋根と庭が小さく見えました。感動的でした。
大井川の偉大な姿と坂口谷川、勝間田川、そして萩間川の湾曲した形状と市街地から海までの距離の近さも、まざまざと肉眼で確認できました。今日は、洪水被害の熊本の支援に出向くけれど…「この愛する故郷も、いつ同じような…いや、それ以上の大災害に見舞われるかわからないなぁ」と思いました。
雨の鹿児島に降り立ち、レンタカーに乗り、牧之原市の支援隊5人の宿のある宮崎県えびの市のホテルに向かいました。目的の地である熊本県人吉市周辺は、遠方からの支援隊や家を失って自主避難をしている被災住民らで、どこもいっぱいなんだそうです。
まったく詳しい情報がないので、本日は人吉入りはやめ、支援隊の帰還を待ちました。先ほど、作戦会議が終わりました! いよいよ明日からがスタートです。