新聞報道とJRの再質問
昨日の静岡県議会・危機管理くらし環境委員会での質問が、静岡新聞に掲載され…どういうワケか、私の発言がメーンの見出しになりました。
リニア問題について質問した各委員の発言のハイライト部分が一覧表にまとめられていました。私の質問も、20文字以内に集約すれば…まあそういうことなんですが(笑)…一番下の私の欄には、かなり余白があるんだから…頭に「このままでは」とか、途中に「正しい情報を」とか「ことの顛末を」とか「知られざる真相を」とか入れてほしかったです!(;^ω^)
読みにくいかもしれないので…全文を掲載します!
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静岡県対応に県議苦言 静岡がどんどん悪者に/議論を前進させて
リニア大井川水問題
リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡って6月下旬に初めて開かれた川勝平太知事と金子慎JR東海社長のトップ会談を踏まえ、6日に開かれた県議会危機管理くらし環境委員会で、質問に立った議員から「静岡県がどんどん悪者になってしまう」などとして、川勝知事や県の対応に注文や批判が相次いだ。
自民改革会議の杉山盛雄氏は、トップ会談後、着工を認めない本県への批判が強まっていることに触れ「静岡が突然、反対し始めた、と他県は唐突感があるはずだ」と指摘。県はJRに開業目標から逆算した計画を提示させ、計画から遅れたら流域を回避するルートに変更させるべきだと提案した。
同会派の西原明美氏は、川勝知事がトップ会談でリニアの利便性や観光活用について多くの時間を割いたと非難し「(水問題の)議論を前進させて」と求めた。
ふじのくに県民クラブの阿部卓也氏はトップ会談を評価しながらも「(開業延期が)静岡県だけのせいにされているのは甚だ遺憾だ」とし、静岡工区以外の工区の進捗(しんちょく)状況をJRに明示させるよう県に要請。山梨県境付近にある大規模断層の追加調査の必要性も訴えた。
トップ会談を「本当に残念だった」と振り返ったのは公明党県議団の早川育子氏。「一番心配しているところに触れてくれなかった」と水問題の解決策を引き出せなかったことに不満を漏らした。
無所属の大石健司氏は全国ニュースで水問題が報道されていないとし「JRがかわいそうという雰囲気になっている」と分かりやすい説明や全国への情報発信を強化するよう提案した。(政治部・大橋弘典)
そんな中、本日7日にも、この問題で動きがありました!! 昨日には、あえて触れませんでしたが…3日の静岡県の回答書を受けて同日、JR東日本は再び宇野副社長の名前で、静岡県中央新幹線対策本部長の難波副知事宛に、写真のような〝再質問書〟を送付していたのです。
そのかなり難解でややこしい文書の内容は、大まかに言って…
①工事着手前に必要な『自然環境保全協定』協定の締結は、開発面積(5.0ha)で知事が要否を決めると思っていた。
②なのに今回突然、トンネル掘削の前段で行う準備からトンネル掘削工事までを…『活動拠点整備工事』と『トンネル掘削工事』の2つに分けるという〝新たな考え方〟を定めたようで、こちらは戸惑っている。
③この区分けは、自然環境条例の目的に照らして必要なものとは思われないし、これまで説明も受けていない。なんで、急に変更したのか経緯と理由を教えてほしい。
④今回のヤード整備(=活動拠点整備工事)に続いて、トンネル掘削工事をなし崩し的に実施しないといいことはトップ会談で社長が約束した通りである。ヤード整備工事では「大井川中下流の水資源に影響を与えない」のに、どうして認めてくれないのか?
この再質問状に対して、静岡県は本日7日、再び回答書を送ったのです。その内容等は、明日解説します!(笑)