梅雨真っ只中の曇り空
私用で、牧之原台地の上に行きました。途中の道端の大茶園で、終盤を迎えた二番茶を刈り取り中のご夫婦に出会いました。
ご主人は乗用のお茶刈り機を運転し、奥さんは機械が入れない電柱付近の茶樹の葉を、ハサミで丁寧に刈っていました。
「今日は雨じゃなくってよかったですね? 今年の二番茶はどうですか?」と尋ねると…「一番茶の前の低温で収量が少ない上に…コロナのせいで、単価も安(やあ)っすいよ。。まあ、コロナで大変なのは日本中全部だから…泣き言は言ってられんけどね」と、諦観の表情で話してくださいました。
今年の〝皇室献上茶〟を輩出した日本一の産地でも、このありさまです。補助金等の財政的支援は、とても十分ではない世情だけに、この美味しいお茶を売る方法、消費者の機微に触れる方策を何とか見つけ出さねばなりません。
ここ数年、ずっと感じている厳しい現実です。生産者、市民のみなさん! 一緒に知恵を絞りましょう! ご意見、ご要望をお寄せください。
自由民主党牧之原市榛原支部の村田博英支部長(=牧之原市議)からご連絡をいただき、県議会の自民党会派(自民改革会議)に提出する榛原支部の要望書の内容を確認させていただきました。
県議会議員2年目の今年も、自己責任で無会派の私ですが…榛原支部のみなさまのご配慮で「顧問」の肩書だけはいただいております。
基幹産業である茶業の振興はもとより…国道150号線バイパスや海岸線の防潮堤、静岡空港の新幹線新駅や周辺道路やインフラ整備等々…地元の抱える悲願と課題の実現のため、これからも大声を出しながら誠心誠意努力する決意を新たにしました。