
昨日16日に、川勝知事と大井川流域の10市町の首長(代理を含む)がオンライン形式で行ったリニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に関する意見交換会の詳細が、本日の新聞各紙に掲載されました。
JR東海が目指す、同新幹線の2027年開業を左右する〝準備工事〟として、6月中に県の同意を求めている静岡工区の坑口付近の「作業基地」について…「国や県の有識者会議の結論が出ていない段階で、トンネル本体の掘削に直結する部分の追加工事に同意するのは時期尚早だ」とする見解で、全出席者の意見が一致しました。
この会議の模様は、県の開設した『ふじのくにネットテレビ(⇒こちら!!)』で、完全中継されていましたので、私も議員控室で視聴していました。
新型コロナウイルス対策で、国会も地方議会もてんてこまいの時期ですが…今年度から、この大井川流域の水問題を管轄する県の危機管理くらし環境委員会の所属となった私としては、これまでの経緯と問題点をしっかり整理、把握した上で、明日からの6月定例会での委員会質問・審議に臨みたいと思っています。

日ごろ大変お世話になっている支援者の方々から依頼され、久々に波津区にある小堤山トンネル付近に出向きました。
大正初期から昭和40年代まで、この地域を走っていた日本最長の軽便(けいべん)鉄道『駿遠線』に関しては、以前にご紹介しましたが…(⇒こちら!!)…今では、県道375号線の一部として〝自転車専用道路〟に指定されているこのトンネル周辺の維持管理についてのお願いでした。
昨年10月の県議会決算特別委員会建設分科会で私が質疑した内容と提案を受けて、県は今年度に県内の自転車道を4億7000万円を掛けて整備することにしています。。吉田町から牧之原市の美しい海岸線を横断するサイクリングロードの再整備は、コロナ後のインバウンド需要を喚起する意味でも、とても重要な施策となります。