令和2年度6月補正予算案
静岡県議会は本日11日、議会運営委員会を開催し、県当局が18日開幕の6月定例会に提出予定の『6月補正予算案』を確認、了承しました。
一般会計、特別会計を合わせた総額587億9900万円のうち、実に97%の572億3100万円が『新型コロナウイルス感染症関係』で占められています。国の第2次補正予算案に対応して引き続き新型コロナウイルス感染症対策の医療提供体制強化に努めるとともに、山梨県と連携した県産品やサービスの消費拡大などを通じ緊急事態宣言解除後の社会経済活動の再開を支援します。
『医療提供体制整備』に353億4600万円を計上し…『軽症者用宿泊施設の借り上げ』や『妊婦さんのPCR検査への支援』や『医療機関に対するマスクやアルコール等の衛生用品の配布』等の感染症対策を実施します。また、学校への『学習支援員の配置』『1人親家庭に対する臨時特別給付金の支給』『中小企業向け制度融資の融資枠・融資限度額拡充』等も展開していくそうです。
一方で、東京五輪パラリンピック延期により実施されなくなった『イベント開催経費』等16億1700万円を減額します。
5日の静岡新聞で報じられた「県内の宿泊施設を利用する県民に対し、宿泊旅行商品1泊あたり最大5000円を割引助成する」というニュースが…『バイ・シズオカ ~今こそ! しずおか!! 元気旅!!!~』という名称の観光促進キャンペーンとなって、正式発表されました!
何回かに分けて実施されるキャンペーンですが、まずは6月16日から、静岡県民のみを対象にした宿泊割引を実施するそうです。
なお、このキャンペーンの予算は、すでに2月議会の補正予算で認められた3億円の予備費から充当されます。